WorksheetFunction.HypGeom_Dist メソッド (Excel)

超幾何分布を返します。 HypGeom_Dist は、サンプル サイズ、母集団の成功、母集団サイズを指定すると、特定の数のサンプル成功の確率を返します。 有限母集団の問題、各観測値が成功または失敗、特定のサイズの各サブセットが等しい確率で選択される場合は、 HypGeom_Dist を使用します。

構文

HypGeom_Dist (Arg1, Arg2, Arg3, Arg4, Arg5)

: WorksheetFunction オブジェクトを表す変数。

パラメーター

名前 必須 / オプション データ型 説明
Arg1 必須 倍精度浮動小数点型 (Double) 標本の成功数: 標本内で成功する数を指定します。
Arg2 必須 倍精度浮動小数点型 (Double) 標本数: 標本数を指定します。
Arg3 必須 倍精度浮動小数点型 (Double) 母集団の成功数: 母集団内で成功する数を指定します。
Arg4 必須 倍精度浮動小数点型 (Double) 母集団の大きさ: 母集団全体の数を指定します。
Arg5 省略可能 バリアント型 (Variant) 関数形式: 関数値の形式を、論理値で指定します。 累積が True の場合、 HypGeom_Dist は累積分布関数を返します。 False の場合、確率質量関数が返されます。

戻り値

Double

注釈

引数に整数以外の値を指定すると、小数点以下が切り捨てられます。

引数が数値以外の場合、 HypGeom_Dist は#VALUEを返します。 が返されます。

sample_s < 0 または sample_s が、number_sampleまたはpopulation_sの小さい方より大きい場合、 HypGeom_Dist は#NUMを返します。 が返されます。

sample_sが 0 または (number_sample - number_population + population_s) より小さい場合、 HypGeom_Dist は#NUMを返します。 が返されます。

0 または number_sample number_population number_sample ≤ > 場合、 HypGeom_Dist は#NUMを返します。 が返されます。

0 または population_s number_population population_s ≤ > 場合、 HypGeom_Dist は#NUMを返します。 が返されます。

number_population ≤ 0 の場合、 HypGeom_Dist は#NUMを返します。 が返されます。

超幾何分布の数式は次のとおりです。ここで、次のようになります。

  • x = sample_s
  • n = number_sample
  • M = population_s
  • N = number_population

式

HypGeom_Dist は、有限母集団からの置換なしでサンプリングで使用されます。

サポートとフィードバック

Office VBA またはこの説明書に関するご質問やフィードバックがありますか? サポートの受け方およびフィードバックをお寄せいただく方法のガイダンスについては、Office VBA のサポートおよびフィードバックを参照してください。