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IAssistance.SetDefaultContext メソッド (Office)

ヘルプ トピックを、ユーザーがヘルプ ウィンドウを開いたときに表示される既定のトピックとして設定します。

構文

SetDefaultContext (HelpId)

IAssistance オブジェクトを返す式。

パラメーター

名前 必須 / オプション データ型 説明
HelpId 必須 String 既定のヘルプ トピックの ID を指定します。

注釈

このメソッドで指定したヘルプ トピックは、そのスコープ内に既に Office によって定義された既定のヘルプ トピックが存在する場合は表示されません。 さらに、一部のダイアログ ボックスでは、ID が メソッドによって渡されるかどうかに関係なく、ユーザーが F1 キーを押すか 、[ヘルプ ] ボタンを選択すると、Office に付属するヘルプ トピックが表示されます。

たとえば、ユーザー設定のダイアログ ボックスでは、ユーザーが F1 キーを押すと、開発者によって指定されたユーザー設定のヘルプ トピックや組み込みのヘルプ トピックがあればそのトピックが表示されます。 既定の ID が指定されていなければ、Office に組み込まれている既定のヘルプ トピックが表示されます。 しかし、たとえば [ 新しいドキュメント] ダイアログ ボックスでは、このメソッドから別の ID が渡されたかどうかに関係なく、Office によって指定されたヘルプ トピックが表示されます。

アシスタンス プロパティは IAssistance オブジェクトを返します。 IAssistance オブジェクトは、開発者が Office ヘルプ ビューアーでヘルプ トピックを表示するか、ホスト アプリケーションの [ヘルプ] ウィンドウで、Office に付属するヘルプ トピックを表示するをできるようにするメソッドを公開します。 開発者は、特定のヘルプ Id をヘルプ システムに渡すか、または特定の検索クエリを渡します。 Id をヘルプ ID のヘルプ トピックを取得するためにヘルプ ファイルに明示的に追加する必要があるに役立ちます。

次の例では、ID "60385" に関連付けられているヘルプ トピックがアプリケーションの既定値として設定されます。

Sub SetDefaultHelpTopic() 
 Application.Assistance.SetDefaultContext "60385" 
End Sub

関連項目

サポートとフィードバック

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