CardView オブジェクト (Outlook)
インデックス カードを使用して Outlook アイテムを表示するビューを表します。
注釈
View オブジェクトから派生する CardView オブジェクトを使用すると、インデックス カードを使用して Outlook アイテムを表示できる、カスタマイズ可能なビューを作成できます。
Outlook には組み込みの CardView オブジェクトがいくつか用意されていますが、ユーザー設定の CardView オブジェクトを作成することもできます。 新しい CardView を Folder オブジェクトに追加するには、Views コレクションの Add メソッドを使用します。 Standard プロパティを使用して、既存の CardView オブジェクトが組み込みオブジェクトかカスタムオブジェクトかを判断します。
CardView オブジェクトでは、Outlook アイテムの表示方法を設定できます。 各カードで複数行テキストの表示に使用する行数を指定するには MultiLineFieldHeight プロパティを使用し、各カードで見出しテキストの表示に使用するフォントを指定するには HeadingsFont プロパティを使用し、各カードで本文の表示に使用するフォントを指定するには BodyFont プロパティを使用します。 ビューで Outlook アイテムのプロパティ値を編集できるようにするには AllowInCellEditing プロパティを使用し、Outlook アイテムの空のプロパティをビューに表示するには ShowEmptyFields プロパティを使用します。 ビューに表示する Outlook アイテムを指定するには Filter プロパティを使用し、各カードに表示する Outlook アイテムのプロパティを指定するには ViewFields コレクションを使用し、ビュー内での Outlook アイテムの並べ替えに使用する Outlook アイテムのプロパティを指定するには SortFields コレクションを使用します。
各 CardView オブジェクトの定義は、拡張マークアップ言語 (XML) 形式で保存されます。 CardView オブジェクトの XML 定義を操作するには、XML プロパティを使用します。
CardView オブジェクトに加えられた変更を現在のビューに適用するには、Apply メソッドを使用します。 CardView オブジェクトに加えられた変更を保持するには、Save メソッドを使用します。 LockUserChanges プロパティを使用すると、ビューのユーザー インターフェイスの変更を許可するかどうかを指定できます。
組み込みの CardView オブジェクトは変更できますが、削除はできません。 カスタム CardView オブジェクトを削除するには、Delete メソッドを使用します。 組み込みの CardView オブジェクトのプロパティを既定値にリセットするには、Reset メソッドを使用します。
メソッド
名前 |
---|
Apply |
Copy |
Delete |
GoToDate |
Reset |
Save |
プロパティ
関連項目
サポートとフィードバック
Office VBA またはこの説明書に関するご質問やフィードバックがありますか? サポートの受け方およびフィードバックをお寄せいただく方法のガイダンスについては、Office VBA のサポートおよびフィードバックを参照してください。