ファイルに関するダイアログ ボックスの 1 つのインスタンスを表す FileDialog オブジェクトを取得します。 読み取り専用です。
構文
式。
FileDialog( _Type_ )
式Application オブジェクトを表す変数。
パラメーター
| 名前 | 必須 / オプション | データ型 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 型 | 必須 | MsoFileDialogType | 取得するダイアログの種類を指定します。 |
戻り値
FileDialog
解説
Type パラメーターの値に使用できるのは、次に示す MsoFileDialogType クラスの定数のいずれかです。
| msoFileDialogFilePicker |
| msoFileDialogFolderPicker |
| msoFileDialogOpen |
| msoFileDialogSaveAs |
例
次の使用例は、[名前を付けて保存] ダイアログ ボックスを表示します。
Sub ShowSaveAsDialog()
Dim dlgSaveAs As FileDialog
Set dlgSaveAs = Application.FileDialog( _
Type:=msoFileDialogSaveAs)
dlgSaveAs.Show
End Sub
次の使用例は、[ファイルを開く] ダイアログ ボックスを表示し、ユーザーが複数のファイルを選択して開けるように設定します。
Sub ShowFileDialog()
Dim dlgOpen As FileDialog
Set dlgOpen = Application.FileDialog( _
Type:=msoFileDialogOpen)
With dlgOpen
.AllowMultiSelect = True
.Show
End With
End Sub
関連項目
サポートとフィードバック
Office VBA またはこの説明書に関するご質問やフィードバックがありますか? サポートの受け方およびフィードバックをお寄せいただく方法のガイダンスについては、Office VBA のサポートおよびフィードバックを参照してください。