DocumentWindow.ScrollIntoView メソッド (PowerPoint)
指定した四角形領域内の項目がプレゼンテーション ウィンドウまたはペインに表示されるように、プレゼンテーション ウィンドウをスクロールします。
構文
式。ScrollIntoView (左、 上、 幅、 高さ、 開始)
式DocumentWindow オブジェクトを表す変数。
パラメーター
名前 | 必須 / オプション | データ型 | 説明 |
---|---|---|---|
Left | 必須 | 長整数型 (Long) | プレゼンテーション ウィンドウの左端から四角形までの水平方向の距離をポイント単位で指定します。 |
Top | 必須 | 長整数型 (Long) | プレゼンテーション ウィンドウの上部から四角形までの垂直方向の距離をポイント単位で指定します。 |
Width | 必須 | 長整数型 (Long) | 四角形の幅をポイント単位で指定します。 |
Height | 必須 | 長整数型 (Long) | 四角形の高さをポイント単位で指定します。 |
Start | 省略可能 | MsoTriState | プレゼンテーション ウィンドウを基準に四角形の開始位置を指定します。 |
注釈
範囲指定する四角形がプレゼンテーション ウィンドウより大きい場合は、Start パラメーターを使用して、四角形のどちらの角を表示するか (どちらの端が最初にフォーカスを得るか) を指定します。 このメソッドは、アウトライン表示やスライド一覧表示では使用できません。
Start パラメーターの値に使用できるのは、次に示す MsoTriState クラスの定数のいずれかです。
定数 | 説明 |
---|---|
msoFalse | 四角形の右下が、プレゼンテーション ウィンドウの右下に表示されます。 |
msoTrue | 既定値です。 四角形の左上は、ドキュメント ウィンドウの左上に表示されます。 |
例
次の使用例は、スライドの左端から 50 ポイント、上部から 20 ポイントの位置を基点とする 100 x 200 ポイントの領域を表示します。 四角形の左上隅は、作業中のドキュメント ウィンドウの左上隅に配置されます。
ActiveWindow.ScrollIntoView Left:=50, Top:=20, _
Width:=100, Height:=200
関連項目
サポートとフィードバック
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