TextRange.InsertAfter メソッド (PowerPoint)

指定したテキスト範囲の末尾に文字列を追加します。 付加されたテキストを表す TextRange オブジェクトを返します。 引数を指定しないでこのメソッドを使用すると、指定した範囲の末尾に長さが 0 の文字列が返されます。

構文

InsertAfter( _NewText_ )

TextRange オブジェクトを表す変数。

パラメーター

名前 必須 / オプション データ型 説明
NewText 省略可能 文字列型 (String) 挿入するテキストを指定します。 既定値は長さ 0 の文字列 ("") です。

次の使用例は、作業中のプレゼンテーションのスライド 1 のタイトルの終わりに文字列 ": 試用版" を追加します。スライド 1 は白紙のレイアウト以外を指定していると仮定します。

With Application.ActivePresentation.Slides(1).Shapes(1)

    .TextFrame.TextRange.InsertAfter ": Test version"

End With

次の使用例は、クリップボードの内容をスライド 1 のタイトルの終わりに追加します。

Application.ActivePresentation.Slides(1).Shapes(1).TextFrame _
    .TextRange.InsertAfter.Paste

関連項目

TextRange オブジェクト

サポートとフィードバック

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