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TextRange オブジェクト (Publisher)

図形に結合するテキストや、テキストを操作するためのプロパティおよびメソッドが含まれます。

注釈

TextFrame オブジェクトの TextRange プロパティを使用して、指定した任意の図形の TextRange オブジェクトを取得します。 TextRange オブジェクト内のテキストの文字列を取得するには、Text プロパティを使用します。

ShapeRange.HasTextFrame プロパティを使用して、図形にテキスト フレームがあるかどうかを判断し、TextFrame.HasText プロパティを使用してテキスト フレームにテキストが含まれているかどうかを判断します。

Selection オブジェクトの TextRange プロパティを使用して、現在選択されているテキストを返します。

TextRange オブジェクトのテキストの一部を返すには、次のいずれかのメソッドを使用します。CharactersLinesParagraphs、または Words です。

TextRange オブジェクトに文字を挿入するのには次の方法のいずれかを使用して: InsertAfterInsertBeforeInsertDateTimeInsertPageNumber 、または InsertSymbol

次の使用例は、作業中の文書に矩形を追加し、テキストを設定します。

Sub AddTextToShape() 
    With ActiveDocument.Pages(1).Shapes.AddShape(Type:=msoShapeRectangle, _ 
        Left:=72, Top:=72, Width:=250, Height:=140) 
        .TextFrame.TextRange.Text = "Here is some test text" 
    End With 
End Sub

Text プロパティは、 TextRange オブジェクトの既定のプロパティであるため、次の 2 つのステートメントでは、同じ結果が得られます。

ActiveDocument.Pages(1).Shapes(1).TextFrame _ 
    .TextRange.text = "Here is some test text" 
ActiveDocument.Pages(1).Shapes(1).TextFrame _ 
    .TextRange = "Here is some test text"

次の使用例は、選択内容をクリップボードにコピーします。

Sub CopyAndPasteText() 
    With ActiveDocument 
        .Selection.TextRange.Copy 
        .Pages(1).Shapes(1).TextFrame.TextRange.Paste 
    End With 
End Sub

次の使用例は、作業中の文書の先頭ページにある最初の図形の 2 番目の単語に書式を設定します。 この使用例を正しく実行するには、指定する図形にテキストが含まれている必要があります。

Sub FormatWords() 
    With ActiveDocument.Pages(1).Shapes(1).TextFrame _ 
            .TextRange.Words(2).Font 
        .Bold = msoTrue 
        .Size = 15 
        .Name = "Text Name" 
    End With 
End Sub

次の使用例は、作業中の文書の最初のページの最初の図形内の既存のテキストに、テキストと共に新しい行を挿入します。

Sub InsertNewText() 
    Dim intCount As Integer 
    With ActiveDocument.Pages(1).Shapes(1).TextFrame _ 
            .TextRange 
        For intCount = 1 To 3 
            .InsertAfter vbLf  "This is a test." 
        Next intCount 
    End With 
End Sub

メソッド

プロパティ

関連項目

サポートとフィードバック

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