Document.CheckIn メソッド (Word)

ローカル コンピューターからサーバーに文書を返し、ローカルな文書を読み取り専用に設定して編集されないようにします。

構文

CheckIn (SaveChangesコメントMakePublic)

expression 必須です。 Document オブジェクトを表す変数を指定します。

パラメーター

名前 必須 / オプション データ型 説明
Savechanges 省略可能 ブール型 (Boolean) True の場合 は、サーバーの場所にドキュメントを保存します。 既定では True です
Comments 省略可能 バリアント型 チェックインする文書の変更履歴に付けるコメントです (SaveChanges が True と等しい場合にのみ適用)。
MakePublic 省略可能 ブール型 (Boolean) True の場合 は、チェックインされた後、ドキュメントの公開を実行するユーザーをできます。 文書を承認プロセスに回し、結果的に、その文書の読み取り専用アクセス権を持つユーザーに、文書のバージョンを公開することができます (SaveChangesTrue と等しい場合にのみ適用)。 既定値は False です。

注釈

Microsoft Word に組み込まれたグループ作業機能を利用するには、Microsoft SharePoint Portal Server に文書を保存する必要があります。

次の使用例は、指定した文書をチェックインできるかどうかをサーバーに確認します。 チェックインできる場合は、文書を保存して閉じ、サーバーに返します。

Sub CheckInOut(docCheckIn As String) 
 If Documents(docCheckIn).CanCheckin = True Then 
 Documents(docCheckIn).CheckIn 
 MsgBox docCheckIn & " has been checked in." 
 Else 
 MsgBox "This file cannot be checked in " & 
 "at this time. Please try again later." 
 End If 
End Sub

CheckInOut サブルーチンを呼び出すには、次のサブルーチンを使用して "https://servername/workspace/report.doc" を 置き換えます。前の「解説」セクションで説明したサーバー上にある実際のファイルのファイル名を指定します。

Sub CheckDocInOut() 
 Call CheckInOut (docCheckIn:="https://servername/workspace/report.doc") 
End Sub

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