Selection.InsertBefore メソッド (Word)

指定した選択範囲の前に、指定したテキストを挿入します。 .

構文

InsertBefore( _Text_ )

が必要です。 Selection オブジェクトを表す変数を指定します。

パラメーター

名前 必須 / オプション データ型 説明
テキスト 必須 文字列型 (String) 挿入する文字列を指定します。

注釈

このメソッドを使用して文字列が挿入されると、新しく挿入された文字列分、選択範囲が拡張されます。 選択範囲がブックマークの場合も、新しい文字列分、ブックマークの範囲が拡張されます。

InsertBefore メソッドで Visual Basic の Chr 関数を使用すると、引用符、タブ、改行しないハイフンなどを挿入できます。 Visual Basic 定数の vbCrvbLfvbCrLf、および vbTab も使用できます。

次の使用例は、選択範囲の前に二重引用符で囲まれた文字列 "Hamlet" を挿入し、選択範囲の選択を解除します。

With Selection 
 .InsertBefore Chr(34) & "Hamlet" & Chr(34) & Chr(32) 
 .Collapse Direction:=wdCollapseEnd 
End With

関連項目

Selection オブジェクト

サポートとフィードバック

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