モデルの設定をワークシートに保存します。
メモ ソルバー アドインは既定では有効になっていません。 この関数を使う前に、ソルバー アドインを有効にしてインストールしておく必要があります。 この方法については、「ソルバー関連の VBA 関数を使用する」を参照してください。 ソルバー アドインがインストールされたら、このアドインへの参照を設定する必要があります。 Visual Basic エディターでモジュールをアクティブにした状態で、[ツール] メニューの [参照設定] をクリックし、[使用できる参照] の [ソルバー] を選択します。 [Solver] チェック ボックスが [参照可能なライブラリ ファイル] に表示されない場合は、[参照] をクリックして \Program Files\Microsoft Office\Office14\Library\SOLVER サブフォルダーにある Solver.xlam を開きます。
SolverSave( SaveArea)
SaveArea 必須 バリアントです。 ソルバー モデルを保存するセル範囲。 これが単一セル範囲の場合、ソルバーは、指定したセルから始まる列に、モデルを保存するために必要な数のセルを使用します。 これが複数セル範囲の場合、ソルバーは、モデルを完全に保存できない場合でも、その範囲内のセルのみを使用します。 SaveArea 引数で表される範囲はどのワークシートでもかまいませんが、作業中のシートでない場合はワークシートを指定する必要があります。 たとえば、 SolverSave("Sheet2!A1:A3")
Sheet2 がアクティブなシートではない場合でも、Sheet2 にモデルを保存します。
例
次の使用例は、ソルバー関連の関数を使って、総利益を最大値にする解を求めます。 SolverSave 関数は、アクティブ シートのセル範囲にモデルを保存します。
Worksheets("Sheet1").Activate
SolverReset
SolverOptions Precision:=0.001
SolverOK SetCell:=Range("TotalProfit"), _
MaxMinVal:=1, _
ByChange:=Range("C4:E6")
SolverAdd CellRef:=Range("F4:F6"), _
Relation:=1, _
FormulaText:=100
SolverAdd CellRef:=Range("C4:E6"), _
Relation:=3, _
FormulaText:=0
SolverAdd CellRef:=Range("C4:E6"), _
Relation:=4
SolverSolve UserFinish:=False
SolverSave SaveArea:=Range("A33")
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