実行可能ステートメントを作成する

  • [アーティクル]

実行可能ステートメントはアクションを開始します。 このステートメントを使用して、メソッドや関数を実行したり、コード ブロックのループ処理や分岐処理を行ったりできます。 多くの場合、実行可能ステートメントには算術演算子または条件付き演算子が含まれます。

以下の例では、For Each...Next ステートメントを使用して、アクティブな Microsoft Excel ブックの Sheet1 内にある MyRange という名前の範囲内で各セルを反復処理します。 変数 c は、MyRange に含まれるセル コレクション内の 1 つのセルです。

Sub ApplyFormat() 
Const limit As Integer = 33 
For Each c In Worksheets("Sheet1").Range("MyRange").Cells 
    If c.Value > limit Then 
        With c.Font 
            .Bold = True 
            .Italic = True 
        End With 
    End If 
Next c 
MsgBox "All done!" 
End Sub

例の If...Then...Else ステートメントでは、セルの値がチェックされます。 値が 33 よりも大きい場合、With ステートメントによって、そのセルの Font オブジェクトの Bold および Italic プロパティが設定されます。 If...Then...Else ステートメントは End If で終了します。 With キーワードの後に続くオブジェクトに対して With ステートメントに含まれるステートメントが自動的に実行されるので、このステートメントを使用すると入力を節約できます。

Next ステートメントは、MyRange に含まれるセルのコレクション内にある次のセルを呼び出します。

MsgBox 関数 (Visual Basic の組み込みダイアログ ボックスを表示する) では、 Sub プロシージャの実行が終了したことを示すメッセージが表示されます。

関連項目

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