ColumnWidths プロパティ
複数列コンボ ボックスまたはリスト ボックスの各列の幅を指定します。
構文
オブジェクト。ColumnWidths [= String ]
ColumnWidths プロパティの構文には、次の指定項目があります。
パーツ | 説明 |
---|---|
object | 必須です。 有効なオブジェクトです。 |
String | 省略可能。 列の幅をポイント数で設定します。 -1 に設定するか空白にすると、計算された幅になります。 幅に 0 が設定された列は表示されません。 ポイント以外の単位で指定する場合は、単位を明示する必要があります。 列の幅には、0 を超える値を明示的に指定します。 |
Settings
列のエントリを区切るには、区切り文字としてセミコロン (;) を使用します。 Windows では、区切り文字を変更するには、Windows コントロール パネルの [地域の設定] セクションで指定されている区切り文字を使用します。
ColumnWidths プロパティは、列幅の一部または全部を省略して設定できます。 値の設定を省略するときは、区切り記号だけを記述します。
プロパティの詳細で -1 を指定したときは、プロパティの詳細には何の値も表示されません。
ColumnWidths プロパティを空白にするか、-1 を指定したときに算出される列幅は、コントロールの列幅を一覧のすべての列数で均等に割った値になります。 指定した列幅の合計がコントロールの幅を超えた場合は、一覧はコントロールの左端揃えで割り当てられ、右端のいくつかの列は表示されなくなります。 水平スクロール バーを使用して、一覧をスクロールすると右端の列を表示できます。
計算される列の最小の幅は 72 ポイント (1 インチ) です。 これより狭い列を作成するには、幅を明示的に指定する必要があります。
列幅を指定するときに単位を省略すると、既定の単位としてポイントが使用されます。 ポイント以外の単位を指定するには、指定値に単位を明示します。 次の表は、3 つの列を持ち、幅が 4 インチのリスト ボックス (ListBox) コントロールに対し、さまざまな単位を使用して設定する例を示します。
Setting | 効果 |
---|---|
90;72;90 |
1 列目は 90 ポイント (1.25 インチ)、2 列目は 72 ポイント (1 インチ)、3 列目は 90 ポイントです。 |
6 cm;0;6 cm |
1 列目は 6 センチメートル、2 列目は非表示、3 列目は 6 センチメートルです。 3 列目は一部だけ表示されるので、水平スクロール バーが表示されます。 |
1.5 in;0;2.5 in |
1 列目は 1.5 インチ、2 列目は非表示、3 列目は 2.5 インチです。 |
2 in;;2 in |
1 列目は 2 インチ、2 列目は 1 インチ (既定)、3 列目は 2 インチです。 3 列目が半分しか表示されないため、水平スクロール バーが表示されます。 |
(空白) | 3 列とも同じ幅 (1.33 インチ) になります。 |
注釈
コンボ ボックスでは、TextColumn プロパティで指定された列はコントロールのテキスト ボックス部分に表示されます。
関連項目
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