FileAttr 関数

Open ステートメントを使用して開かれたファイルのファイル モードを表す Long を返します。

構文

FileAttr(filenumber, returntype)

FileAttr 関数の構文に使用される名前付き引数は次のとおりです。

指定項目	説明
filenumber	必須。Integer。 任意の有効なファイル番号です。
returntype	必須。Integer。 返す情報の種類を示す数値。 ファイル モードを示す値を返す場合は 1 を指定します。 16 ビット システムの場合のみ、オペレーティング システムのファイル ハンドルを取得する場合に 2 を指定します。 Returntype 2 は 32 ビット システムではサポートされていないため、エラーが発生します。

戻り値

returntype引数が 1 の場合、次の戻り値はファイル アクセス モードを示します。

モード	値
Input	1
出力	2
Random	4
Append	8
Binary	32

例

この例では、FileAttr 関数を使用して、開かれているファイルのファイル モードおよびファイル ハンドルを返しています。 ファイル ハンドルは 16 ビット システムでのみ返されます。32 ビット システムで 2 つ目の引数に 2 を渡すと、エラーが発生します。

Dim FileNum, Mode, Handle
FileNum = 1    ' Assign file number.
Open "TESTFILE" For Append As FileNum    ' Open file.
Mode = FileAttr(FileNum, 1)    ' Returns 8 (Append file mode).
Handle = FileAttr(FileNum, 2)    ' Returns file handle.
Close FileNum    ' Close file.

関連項目

• 関数 (Visual Basic for Applications)

サポートとフィードバック

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