Find メソッド (VBA アドイン オブジェクト モデル)

指定した文字列のアクティブなモジュールを検索します。

構文

object.Find (target, startline, startcol, endline, endcol, [ wholeword ], [ matchcase ], [ patternsearch ]) As Boolean

Find 構文には、次の指定項目があります。

指定項目 説明
object 必須です。 [適用先] リストのオブジェクトとして評価されるオブジェクト式です。
target 必須です。 検索するテキストまたはパターンを含む String です。
startline 必須です。 検索を開始する行を指定する Long です。一致するものが見つかった場合はその行に設定されます。 最初の行番号は 1 です。
startcol 必須です。 検索を開始する列を指定する Long です。一致するものが見つかった場合はその列に設定されます。 最初の列は 1 です。
endline 必須です。 一致するものが見つかった場合は一致の最後の行を指定する Long です。 最後の行は、-1 として指定できます。
endcol 必須です。 一致するものが見つかった場合は一致の最後の行を指定する Long です。 最後の列は、-1 として指定できます。
wholeword 省略可能。 単語全体が一致する場合のみを指定する Boolean 値です。 True の場合、単語全体のみで照合されます。 既定は False です。
matchcase 省略可能。 大文字と小文字の区別を指定する Boolean 値です。 True の場合、大文字と小文字が区別されます。 既定は False です。
patternsearch オプション。 ターゲット文字列がパターンであるかどうかを示す ブール 値。アスタリスク (*) や疑問符 (?) などのワイルドカード文字を含めることができます。 True の場合、ターゲット文字列はパターンです。 既定は False です。

解説

Find では、一致が検出された場合は True を返し、一致を検出できなかった場合は False を返します。

matchcase 引数と patternsearch引数は相互に排他的です。両方の引数が True として渡されると、エラーが発生します。

[検索] ダイアログ ボックスの内容は、Find メソッドの影響を受けません。

行と列の指定範囲は包含的です。したがって、指定した最後の行のパターンが検索されるのは、endcol を -1 または行の長さとして指定した場合です。

関連項目

サポートとフィードバック

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