HelpFile プロパティ

ヘルプ ファイルへの完全修飾パスを持つ 文字列式 を設定または返します。 読み取り/書き込みが可能です。

注釈

ヘルプ ファイルを HelpFile で指定すると、ユーザーがエラー メッセージ ダイアログ ボックスで [ヘルプ] ボタンをクリックするか、F1 キー (Windows の場合) または Help キー (Macintosh の場合) を押したときに、ヘルプ ファイルが自動的に呼び出されます。 HelpContext プロパティに指定したファイルの有効なコンテキスト ID が含まれている場合、そのトピックが自動的に表示されます。 HelpFile を指定していない場合は、Visual Basic のヘルプ ファイルが表示されます。

注:

一般的なエラーの処理については、アプリケーションにルーチンを記述してください。 オブジェクトを使用したプログラミングでは、そのオブジェクトのヘルプ ファイルを使用することで、エラー処理の質を高めたり、回復できないエラーが発生した場合にユーザーにわかりやすいメッセージを表示したりできます。

この例では、Err オブジェクトの HelpFile プロパティを使用してヘルプ システムを起動します。 HelpFile プロパティには、既定では、Visual Basic のヘルプ ファイルの名前が格納されます。

Dim Msg
Err.Clear
On Error Resume Next    ' Suppress errors for demonstration purposes.
Err.Raise 6    ' Generate "Overflow" error.
Msg = "Press F1 or HELP to see " & Err.HelpFile & _
" topic for this error"
MsgBox Msg, , "Error: " & Err.Description, Err.HelpFile

関連項目

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