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MoveFile メソッド

1 つ以上のファイルを別の場所に移動します。

構文

オブジェクトMoveFileソース変換先

MoveFile メソッドの構文には、次の指定項目があります。

指定項目 説明
object 必須です。 常に FileSystemObject の名前。
source 必須です。 移動するファイルのパス。 source 引数として指定する文字列では、パスの最後の構成要素に限ってワイルドカード文字を使用できます。
destination 必須です。 ファイルの移動先のパス。 destination 引数には、ワイルドカード文字を使用できません。

解説

source にワイルドカードが含まれている場合、または宛先がパス区切り記号 (****) で終わる場合、destination は、一致するファイルを移動する既存のフォルダーを指定するものと見なされます。 それ以外の場合、destination は作成する移動先ファイルの名前であると見なされます。 いずれの場合も、個々のファイルの移動時に起こり得ることは 3 つあります。

  • destination が存在しない場合は、そのファイルが移動されます。 これは通常のケースです。

  • destination が既存のファイルの場合は、エラーが発生します。

  • destination がディレクトリの場合は、エラーが発生します。

source で使用したワイルドカード文字がどのファイルとも一致しなかった場合も、エラーが発生します。 MoveFile メソッドは、最初のエラーが発生した時点で処理を中止します。 エラーが発生するまでに行われた変更を取り消したり元に戻したりする処理は一切行われません。

重要

このメソッドを使ってボリューム間でファイルを移動できるのは、オペレーティング システムでボリューム間のファイル移動がサポートされている場合だけです。

関連項目

サポートとフィードバック

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