カスタム フォームでフォーム ページを拡張する方法の 1 つは、Microsoft Visual Basic Scripting Edition (VBScript) を使用することです。 VBScript は、Microsoft Visual Basic に基づく強力なスクリプト言語であり、フォームのページ内でオブジェクト、フォルダー、フォーム、項目、およびコントロールを制御できます。 たとえば、ページ上のコントロールのプロパティと値を変更したり、既定の Microsoft Outlook アイテム イベントを変更したり、連絡先フォルダー内のすべての連絡先に通知を送信するなど、自動化された手順を作成することもできます。
VBScript のコードを Outlook フォームに追加すると、フォーム ページ上のコントロールによって発生する Click イベント、またはフォームと同じメッセージ クラスを持つアイテムによって発生するイベントに応答することができます。 VBScript を使用すると、項目のコンテキストで VBScript コードが実行されるため、項目を指すようにオブジェクト変数を設定する必要がないため、項目イベントへの応答が特に簡単になります。 さらに、VBScript のコードは簡潔で、他のユーザーに送信するフォーム中に含めることができます。
VBScript では、Outlook オブジェクト モデルをすべて使うことができます。ただし、次の 2 つの制約があります。VBScript のコードは、アイテムおよびフォームのイベント以外で発生するイベントには応答しません。また、Outlook オブジェクトのタイプ ライブラリで定義された名前付き定数を使うことはできません。
Outlook のVisual Basic for Applicationsを使用して Outlook イベントに応答したり、プロシージャを自動化するマクロを作成したりすることもできます。 ただし、VBScript コードとは異なり、Visual Basic for Applications コードをフォームに含めることはできません。そのため、他のユーザーに送信されるアイテムに付随することはできません。 VBScript はフォーム ページを使用してフォームを拡張する場合にのみ適用されることに注意してください。フォーム領域を使用してフォームを拡張する場合は、VBScript を使用できないため、アドインを使用する必要があります。
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