指定したオブジェクトでサポートされていないメソッドまたはプロパティを使用しようとすると、"オブジェクトは、このプロパティまたはメソッドをサポートしていません" というエラーが発生します。 たとえば、次の命令を実行すると、エラーが発生します。
ActiveDocument.Copy
ActiveDocument プロパティは Document オブジェクトを返します。 Copy メソッドまたはプロパティは Document オブジェクトでは使用できないため、エラーが発生します。 オブジェクトで使用できるプロパティおよびメソッドを確認するには、次のいずれかの操作を行います。
オブジェクト ブラウザーを使用して、選択されているクラス (オブジェクト) に対して有効なメンバー (プロパティおよびメソッド) を確認します。
Visual Basic Editor で IntelliSense 機能を使用します。 Visual Basic Editor でプロパティまたはメソッドの後にピリオド (.) を入力すると、使用可能なプロパティとメソッドの一覧が表示されます。
Word Visual Basic for Applications ヘルプを使用して、オブジェクトで使用できるプロパティとメソッドを判別します。 ヘルプ内の各オブジェクトのトピックには、そのオブジェクトのプロパティとメソッドが一覧表示されたページが含まれています。 オブジェクト ブラウザーまたはモジュールで F1 を押し、該当するヘルプ トピックを表示します。
TypeName 関数を使用して、式から取得するオブジェクトの種類を判別します。 次の使用例を実行すると、 Content プロパティで Range オブジェクトを取得したため、"Range" というメッセージが表示されます。
MsgBox TypeName(ActiveDocument.Content)
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