現象
先進認証を必要とするメールボックスに接続しようとする拡張 MAPI ソリューションは、パスワード プロンプトを繰り返し受け取り、接続できません。
また、Outlook クライアントを使用して最初の接続が確立されていない限り、OAuth 資格情報を使用して接続することはできません。
原因
Microsoft では、拡張 MAPI を使用してメールボックス アクセスの OAuth トークンを生成するためのアクセス許可モデルを公開していません。 最新の認証アクセス許可は、Exchange Web Services (EWS)、Outlook REST、Microsoft Graph でのみ使用できます。
また、Microsoft では、サード パーティのアプリケーションによる Microsoft Outlook 資格情報の直接使用はサポートされていません。
回避策
アプリケーションで拡張 MAPI を使用してメールボックスへのアクセスを必要とし、先進認証が必要な場合は、Outlook を使用して初期接続を確立し、同じ Outlook プロファイルを使用してカスタム アプリケーションを使用してメールボックスに接続できます。 これにより、Outlook は拡張 MAPI で再利用できる OAuth トークンを取得できます。
詳細
また、Microsoft は、EWS 以外の Exchange および Outlook エンドポイントに接続して要求を行う OAuth アクセス許可も公開していません。 オフライン アドレス帳 (OAB)、自動検出、およびその他の Exchange および Outlook エンドポイントに対する最新の認証は、サード パーティ製アプリケーションではサポートされていません。