Microsoft Outlook クライアントを使用してMicrosoft Exchange Serverメールボックスに接続すると、意図されていない電子メール メッセージが表示されます。 また、メール メッセージの送信者がわからない場合もあります。
これらの意図しないメッセージは、次のイベントが発生した場合に受信トレイに表示されます。
送信者が誤って、メッセージの [宛先]、[ Cc]、または [Bcc ] フィールドに特殊文字を追加しました。 特殊文字の例としては、感嘆符 (!)、アポストロフィ (')、数値記号 (#)があります。
Outlook クライアントは、特殊文字で表される受信者を解決しようとすると、ユーザー アカウントに設定されている Active Directory (AD) 属性のいずれかで一致するものを見つけます。 これには、次の属性が含まれます。
- 事業所
- 電話番号
- Home
- Mobile
Outlook クライアントは、ユーザー アカウントに特殊文字を更新し、電子メール メッセージを送信します。
この誤った一致を防ぐには、ユーザー アカウント の影響を受ける AD 属性から特殊文字を 探して削除し、変更がすべてのサーバーにレプリケートされるまで待ちます。 AD 属性を更新するには、管理者権限が必要です。
メモ: 名前解決に使用する AD 属性のいずれにも特殊文字の一致が見つからない場合、名前を解決できないことを示すエラー メッセージが送信者に表示されます。 この場合、電子メール メッセージは送信されません。