Outlook で Office アドインが正しく表示されない
元の KB 番号: 4482725
現象
Microsoft Outlook をバージョン 1809 (ビルド 10827.20181) 以降のバージョンに更新すると、一部の Office アドインのデータが正しく表示されないか、Outlook 内のアドインのユーザー インターフェイスに表示されない可能性があります。
原因
この問題は、インターネット エクスプローラー 10 ブラウザー エミュレーションを適用するために Outlook バージョン 1809 を変更したために発生します。
注:
Outlook で Office アドイン コンテンツが表示されると、インターネット エクスプローラーのコンポーネント 部分を使用して情報が表示されます。 Outlook バージョン 1809 (ビルド 10827.20181) 以降、この変更により Outlook Today 機能のレンダリングが向上します。 この改善により、エミュレートされたブラウザーの動作も、インターネット エクスプローラー 10 の動作と一致するように変更されます。 この状況では、この問題は、アドインでインターネット エクスプローラー 11 が必要な場合、またはレジストリ キーのFEATURE_BROWSER_EMULATION
値が 11000 に設定されている場合に発生する可能性があります。
回避策
重要
このセクションの手順の実行には注意が必要です。 レジストリを誤って変更すると、深刻な問題が発生することがあります。 変更する前に、問題の発生に備えて復元用にレジストリのバックアップを作成してください。
この問題を回避するには、Outlook でこの変更を無効にして、以前のブラウザー エミュレーション エクスペリエンスに戻します。 これを行うには、次のレジストリ キーを設定します。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\16.0\Outlook\Options
値: BrowserEmulationModeConfig = dword: 00000003
注:
このレジストリ キーを設定すると、Outlook Today 機能のレンダリングに影響する可能性があります。