次の方法で共有


formContext.ui.formSelector (クライアント API 参照)

formContext.ui.formSelector プロパティにより、フォーム アイテムを操作できます。フォーム アイテムは、ユーザーに関連付けられているセキュリティ ロールにも関連付けられているので、ユーザーに利用できるフォームを表します。 通常、フォームは 1 つしかありません。 複数のフォームが利用可能な場合、フォーム アイテムのためのメソッドを使用して、ユーザーに表示されるフォームを変更できます。

注意

formContext.ui.formSelector は、簡易作成フォームには対応していません。

注意

ユーザーが 1 つのメイン フォームにしかアクセスできない場合、フォーム セレクターは表示されません

フォーム アイテムは、次のいずれかから利用できます。

  • formselector.items コレクション: 現在のユーザーがアクセスできるすべてのフォーム アイテムのコレクション。 ユーザーのセキュリティ ロールの 1 つとの関連付けを共有するフォームだけが、このコレクションで使用できます。 例:

    formItem = formContext.ui.formSelector.items.get(arg);

    コレクション メソッドについては、コレクションを参照してください。

    注意

    このコレクションは、Dynamics 365 モバイル クライアント (電話とタブレット) では使用できません。

  • formselector.getCurrentItem メソッド: 現在表示されているフォームへの参照を返します。 フォームが一つしか存在しない場合、このメソッドは null を返します。 例:

    formItem = formContext.ui.formSelector.getCurrentItem();

フォーム アイテム メソッド

上記の方法のいずれかを使用してフォーム アイテムを取得した後、次のメソッドを使用してフォーム アイテムを操作します。

件名 内容
getId フォームの ID を返します。
getLabel フォームのラベルを返します。
getVisible フォームが現在表示可能かどうかを示す値を返します。
navigate 指定されたフォームを開きます。
setVisible フォームが表示可能かどうかを示す値を設定します。

注意

ドキュメントの言語設定についてお聞かせください。 簡単な調査を行います。 (この調査は英語です)

この調査には約 7 分かかります。 個人データは収集されません (プライバシー ステートメント)。