カスタム プロセス アクションを使用
カスタム プロセス アクションは、カスタム アクション、または単にアクションとも呼ばれます。 ビジネス ロジックを作成するためのいろいろな可能性を生み出します。 カスタム プロセス アクションでは、アクションの作成、更新、削除、割り当て、実行などの操作を実行できます。 内部では、カスタム プロセス アクションはカスタム メッセージを作成します。 開発者はこれらのアクションを メッセージ として参照します。 プロセスの目標が行を作成し、そのレコードを更新してから、そのレコードを割り当てる場合、3 つの個別のステップが存在することになります。 各ステップは、テーブル (必ずしもユーザー自身のビジネス プロセスではありません) の機能で定義されます。
カスタム プロセス アクションには、ユーザーの業務の実行に必要な操作に一致した単一の動詞 (あるいはメッセージ) を定義する機能があります。 こうして定義された新しいメッセージは、テーブルで行うことができる操作ではなく、プロセスまたは動作に起因します。 これらのメッセージは、エスカレート、変換、スケジュール、ルーティング、承認など、好みの動詞に対応させることができます。 これらの動詞を追加することにより、ビジネス プロセスを流暢に定義できる充実したボキャブラリが提供されます。 この豊富なボキャブラリをクライアントまたは統合から適用できます。アクションをクライアント内に書き込む必要はありません。 これにより、アクション全体の成功または失敗を単一ユニットとして管理またはログすることができるので、アクションが容易になります。
構成可能メッセージ
アクションがひとたび定義およびアクティブ化されると、 プラットフォームによって提供されるその他のメッセージと同じように、開発者はそのメッセージを使用できます。 ただし、大きな違いは、メッセージの使用時に実行する必要のある内容に、開発者でない者が変更を加えられるということです。 アクションを構成することで、ビジネス プロセスの変化に合わせてステップを修正できます。 そのメッセージを使用するユーザー定義コードは、プロセスの引数が変わらない限り、変更する必要はありません。
ワークフローのプロセスとプラグインは、自動化を定義するための同様な機能を引き続き提供します。 ワークフローのプロセスは、開発者以外が変更を加える機能を今もなお提供します。 しかし、違いは、ビジネス プロセスの作成の方法と開発者がコードを記述できる方法にあります。 カスタム プロセス アクションは、プラットフォームによって提供されるメッセージと同じレベルで動作するメッセージです。 開発者は、アクションで使用するプラグインを登録できます。
注意
カスタム API は、開発者にとって多くの利点があるカスタム メッセージを定義する新しい方法です。 カスタム プロセス アクションが提供するコードなしの機能を使用してビジネス ロジックを構成する予定がない場合、Custom API は開発者が独自のメッセージを作成するための優れた機能を提供します。 詳細:
グローバル メッセージ
Microsoft Dataverse ワークフローまたはプラグイン とは異なり、カスタム プロセス アクションは特定のテーブルに関連付けする必要はありません。 独自に呼び出すことができグローバル カスタム プロセス アクションを定義できます。
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