次の方法で共有


行へのユーザー アクセスを確認する

行に対してアクションを実行するには、ユーザーはセキュリティ ロールで割り当てられた必要な特権を持っているか、割り当てられた特権のあるセキュリティ ロールを持っているチームのメンバーである必要があります。

行に対してアクションを実行するために、システムは特権をチェックし、チェックに合格すると、システムはアクセス チェックを実行します。 アクセス チェックは、読み取り、書き込み、作成、削除、追加、追加先、共有、割り当てなどの行に対するアクションを実行するために必要な権限があることを検証します。

行に対してアクションを実行するためのアクセス権は、所有権、ロールアクセス、共有アクセス、または階層アクセスで持つことができます。

アクセスの種類 内容
所有権 ユーザーが行を所有しているか、行を所有しているチームに属しています。
ロール アクセス ユーザーは、セキュリティ ロールにより、行に対してアクションを実行するためのアクセス権を持っています。
共有アクセス 行は、適切な共有権を持つユーザーによってユーザー、チーム、または組織と共有されています。
階層アクセス 階層アクセスは、組織とテーブルの階層セキュリティ管理がオンになっている場合にのみ行われます。 また、ユーザーは管理者である必要があります。

特権とアクセス チェックの仕組みの詳細については、行へのアクセスはどのように決定されるかにアクセスしてください。

行に対するアクセスを確認する

  1. 行を選択します。

  2. コマンド バーのアクセスを確認するを選択してください。

    アクセスの確認ボタンを表示しているスクリーンショット。

  3. アクセスの確認 ウィンドウに、アクセス情報が表示されます。

    アクセスの詳細を示すスクリーンショット。

    必要なアクセス権がない場合は、管理者に連絡してください。 管理者のみがセキュリティ ロールと権限を編集することができます。 管理者を見つけるには、 管理者またはサポート担当者を探すにアクセスします。

行に対する別のユーザー アクセスを確認する

自分が管理者の場合は、行に対して別のユーザーが持っているアクセスを確認できます。

  1. 行を選択します。
  2. コマンド バーのアクセスを確認するを選択してください。
  3. ユーザー検索フィールドでユーザー名を選択、または入力してユーザーを検索します。
  4. アクセスの確認 ウィンドウに、アクセス情報が表示されます。

行にアクセスできるすべてのユーザーを確認する

管理者、レコードの所有者、または行にアクセスできるユーザーは、他のユーザーと行を共有し、コラボレーションを行うことができます。

行にアクセスできるユーザーとそれぞれのアクセス レベルを確認するには、次の手順を実行します。

注意

各環境に対してアクセス権のあるユーザー機能を有効にするデータベースの設定は 2 つあります。 システム管理者は、OrganizationSettingsEditor ツールをインストールし、次のオプションを true に設定することができます。

  • IsAccessCheckerAllUsersEnabled: これにより、管理者は行にアクセスできるユーザーを確認できます。
  • IsAccessCheckerNonAdminAllUsersEnabled: これにより、管理者、レコードの所有者、および行にアクセスできるユーザーは、アクセスできるユーザーを確認できます。
  1. 行を選択します。

  2. コマンド バーのアクセスを確認するを選択してください。

  3. アクセスを確認するウィンドウで、アクセスできるユーザーを選択します。

    注意

    このリストは長くなる可能性があるため、管理者およびポジションのセキュリティからのマネージャー リストは、アクセスできるユーザーには表示されません。

    レコードへのアクセス権を持たないユーザーを選択すると、ページは空白の画面で戻ります。

アクセス権を持つユーザーを確認する

ユーザーのレコード 権限 が表示されます。 これらの各権限にタブで移動し、レコードに対してこの権限を持っているユーザーを確認できます。

レコードにアクセスできるユーザーを示すスクリーンショット。

ユーザーは、これらの カテゴリ の 1 つ以上を通じてレコードにアクセスできます。

  • ダイレクト ロール - レコードのアクセス権は、ユーザーに割り当てられているセキュリティ ロールに付与されます。 詳細については、ロールへのアクセスを参照してください。
  • チーム ロール - レコードへのアクセスは、チームに割り当てられたセキュリティ ロールに付与され、ユーザーはチームのメンバーとして扱われます。 詳細については、ロールへのアクセスを参照してください。
  • 共有 - レコードへのアクセスは、そのユーザーまたはそのユーザーが所属するチームと共有されます。 詳細については、共有アクセスを参照してください。
  • アプリケーション ユーザー - レコードに対するアクセス権限を持つセキュリティ ロールに割り当てられているため、レコードにアクセスできる Dataverse のアプリケーション ユーザーです。