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カスタム フォームを処理する

カスタム フォームの作成後、通常は、どのボタンが押されたかを確認し、それに応じて収集されたデータを処理します。

この機能に慣れるために、次の要素を含む新しいカスタム フォームを作成します。

  • 顧客の名前を格納する ID Name を含むテキスト入力
  • 顧客の姓を格納する ID LastName を含むテキスト入力
  • ID Save を含む送信アクション
  • ID Cancel を含み、オプション指定した入力を無視するが有効になった送信アクション。

カスタム フォーム デザイナーの追加要素のスクリーンショット。

フローの目的は、どのフォーム アクションが押されたかを確認することです。 保存アクションが押されると、フローは収集されたデータを Excel スプレッドシートに保存します。 キャンセル アクションが押されると、フローが停止してエラーを返します。

この動作を実装するには、次のようにします。

  1. If アクションを展開し、ButtonPressed 変数に値 Save が含まれているかどうかを確認します。

    保存ボタンが押されているかどうかを確認する If アクションのスクリーンショット。

  2. if ブロック内で、Excel スプレッドシートを起動します。 この例では、スプレッドシートに顧客の名前と姓の 2 つの列が含まれている必要があります。

    Excel の起動アクションのスクリーンショット。

  3. スプレッドシートの最初の使用可能な行を見つけるには、Excel ワークシートの最初の空白列/行を取得アクションを使用します。

    「Excel ワークシートの最初の空白列/行を取得」アクションのスクリーンショット。

  4. Excel ワークシートへの書き込みアクションを展開して、顧客の名前を最初に使用可能なスプレッドシート行の最初の列に書き込みます。

    すべてのフォーム入力は CustomFormData カスタム オブジェクト変数に保存されます。 カスタム オブジェクトの特定の要素の値にアクセスするには、表記法 %CustomFormData['ElementID']% を使用します。

    Note

    カスタム オブジェクトに関する詳細については、高度なデータ型 を参照してください。

    Excel ワークシートに書き込みアクションで顧客の名前を書き込むスクリーンショット。

  5. 2 番目の Excel ワークシートへの書き込みアクションを使用して、顧客の姓を最初に使用可能なスプレッドシート行の 2 番目の列に書き込みます。

    Excel ワークシートに書き込みアクションで顧客の姓を書き込むスクリーンショット。

  6. Excel を閉じるアクションを使用して、Excel ファイルを保存して閉じます。

    [Excel を閉じる] アクションのスクリーンショット。

  7. if ブロック内で Else アクションを追加し、フローを停止するアクションを使用して、if ステートメントが false の場合にフローを停止します。

    フローを停止する else ブロックのスクリーンショット。

  8. デスクトップ フローを実行すると、表示されるフォームは次のスクリーンショットに示されているもののようになります。

    表示されるカスタム フォームのスクリーンショット。