Power Automate を使用することで、ユーザーが他のデスクトップ フローを実行中にデスクトップ フローを呼び出すことができるように、デスクトップ フローの実行アクションを使用できます。
この機能を使用すると、複雑なフローを小さなフローに分割し、必要に応じて呼び出すことができます。 たとえば、個別のフローを作成して、メイン フローの特定のエラー シナリオを処理できます。
アクションを使用するには、ワークスペースにアクションを追加し、呼び出すデスクトップ フローを選択します。
アクションが実行されると、[フローの完了を待機する] トグルの状態に応じて、親フローは呼び出されたデスクトップ フローが完了するまで一時停止するか、並行して実行されます。 呼び出されたフローに入力変数が含まれている場合は、入力を促すメッセージが表示されます。 同様に、呼び出されたフローに出力変数が含まれている場合、親フローが一時停止になっている限り、アクションはその値を親フローに返します。 子フローが並行して実行される場合、出力変数は生成されません。
重要
- この時点で実行できる並列フローは 1 つだけです。 2 番目の子フローが並行して実行されるように設定されている場合、実行時にエラーが発生します。
- 子フローが別の子フローを並行して実行することはできません。 並列フロー実行は、親 (ルート) フローから直接呼び出された場合にのみ許可されます。
注意
入力変数と出力変数については、 入力変数と出力変数を参照してください。
Power Automate では、再帰を防ぐために、2 つのフローが直接または間接的に相互に呼び出すことはできません。 また、1 つのフローには 150 を超える従属フローを含めることはできません。 依存するフローがない場合や、150 を超える親フローの依存関係がある場合は、フローが実行されません。