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パスワードを使用する

デスクトップ ワークフロー内の特定のアクションでは、パスワードの使用が必要です。 たとえば、パスワードで保護された Excel ファイルにアクセスするには、Excel を起動 アクションの構成が不可欠です。

パスワード保護されたファイルを開くように構成された [Excel を起動] アクションのスクリーンショット

デスクトップ フローでは、指定されたパスワード必須フィールドにパスワードを直接入力するか、変数をパスワード入力として使用することができます。

パスワード入力に利用可能なオプションのスクリーンショット

オプション 直接パスワード入力 では、マシンベースの暗号化を使用して、最高レベルのセキュリティを確保します。

重要

指定されたフィールドに入力されたパスワードは、最初に設定されたマシンでのみ機能します。 これは、直接パスワード入力に使用されるマシン固有の暗号化によるものです。 フローが別のマシンで開かれた場合、これらのパスワードは無効になり、再入力する必要があります。

特定のフィールドに直接パスワードを入力するように設定されたフローは、パスワードが最初に入力されたマシン以外のマシンで開いたときに無効として表示されます。 このような場合は、パスワードを再入力する必要があります。

他のマシンからのこのようなフローの使用を許可するには、変数としてのパスワード入力 オプションを使用できます。

重要

変数を機密としてマークしても、ハードコードされた情報は保護されません。 パスワードや PIN などの機密情報を、機密情報として分類している場合でも、変数の設定などのアクション プロパティに直接埋め込むことは避けてください。 デスクトップ フロー ログでこのデータは保護されますが、ハードコードされた値は Microsoft Dataverse のモーダルとフロー定義に公開されます。 クラウド フローでの機密情報の入力に関する追加のガイダンスについては、パスワードなどの機密入力を管理する を参照してください。

「変数としてのパスワード入力」機能のセキュリティを強化するには、対応する変数を 機密 として指定することが重要です。

パスワードを保持する機密変数のスクリーンショット