Power Automate のフロー チェッカーを使用すると、フローを設計する際にベスト プラクティスに確実に従うことができるので、フローの品質のレベルが上がります。 このチェッカーを実行すると、"使用するフローの実装のどの領域でパフォーマンスまたは信頼性のリスクが生じるか" といった質問に対する分析情報を得ることができます。
チェッカーでは、識別した各問題について、フロー内の特定の出現箇所が示され、お客様はその箇所について改善を検討する必要があります。 さらに、それらの改善を実装する方法については、以下の詳細なガイダンスに従ってください。
チェッカーは常に起動しており、デザイナのコマンド バーに表示されています。
エラーと警告を解決する
フローのデザイン中に、フロー チェッカー を選択すると、チェッカーが起動して、エラーと警告が表示されます。
エラーまたは警告がある場合は、フローを保存するときにもチェッカーが自動的に開かれます。 チェッカーが開かれると、ご利用のフロー内のすべてのエラーと警告が表示されます。 各セクションでは、エラーまたは警告が発生するアクションがチェッカーによって呼び出されます。
注意
- Power Automate は、クラシック クラウド フロー デザイナー、または Copilot 機能を備えた新しいモダン デザイナーを使用します。 使用しているデザイナーを特定するには、クラウド フロー デザイナーについて の 注 セクションに移動します。
- クラシック デザイナーと新しいデザイナーを切り替えると、フローを保存するように求められます。 すべての エラー が解決されるまで、保存と切り替えることはできません。
フロー チェッカーには、フローのエラーまたは警告が表示されます。 また、アクション パネルとフロー カードの両方で赤で表示されるエラーと警告を修正するためのヘルプも提供します。
チェッカーを実行するには、フロー チェッカー を選択します。
フロー チェッカー パネルが開きます。
[フロー チェッカー] パネルで、エラーまたは警告を選択し、チェッカーの赤いテキストを使用してエラーを修正します。
または、フロー カードで赤色のエラーを選択して、エラーを修正したのと同じウィンドウを開きます。
フロー チェッカーを再度実行します。 エラーや警告がない場合は、フロー チェッカー パネルに エラーは見つかりませんでしたというメッセージが表示されます。 フローをテストして、期待どおりに動作することを確認することをお勧めします。