Power BI の視覚化の作成に使用されるデータを表示する
適用対象:ビジネス ユーザー向けの Power BI サービス デザイナーおよび開発者向けの Power BI サービス Power BI Desktop Pro または Premium ライセンスが必要
Power BI の視覚エフェクトは、基礎セマンティック モデルからのデータを使って作成されます。 バックグラウンドの動作に関心がある場合は、Power BI で視覚化の作成に使用されるデータを表示できます。 これを行う機能は、Power BI Desktop と Power BI サービスで利用でき、ほぼすべての種類の視覚化で使用できます。
また、データを Excel にエクスポートして、レポートにビジュアルを、またはダッシュボードにビジュアルを表示することもできます。
Power BI Desktop の視覚エフェクト テーブルを使用する
[視覚化テーブル] を使用して、視覚化の基になるデータを表示します。 [視覚化テーブル] は、視覚化を選択したときにリボンの [データ/ドリル] タブに表示されます。
データは、次のいずれかのオプションを使用して表示することもできます。
視覚化を右クリックし、表示されるメニューから [テーブルとして表示] を選択します。
視覚化の右上隅にある [その他のオプション] (...) を選択し、[テーブルとして表示] を選びます。
Note
右クリック メニューを使うには、ビジュアル内のデータ ポイントの上にマウス ポインターを移動する必要があります。
[視覚エフェクト テーブル] または [データ ポイント テーブル] を選択すると、Power BI では、そのデータの視覚化およびテキスト表現の両方が表示されます。 "横表示" では、ビジュアルがキャンバスの上部に表示され、データが下部に表示されます。
キャンバスの右上隅のアイコンを選ぶことで、横表示と "縦表示" の間を切り替えることができます。
レポートに戻るには、キャンバスの左上隅にある [< レポートに戻る] の順に選択します。
Power BI Desktop のデータ ポイント テーブルを使用する
視覚化内の 1 つのデータ レコードに注目して、その背後にあるデータを詳しく調べることができます。 [データ ポイント テーブル] を使用するには、視覚化を選択してアクティブにします。 [データ/ドリル] タブで [データ ポイント テーブル] を選んでから、その視覚化上のデータ ポイントまたは行を選択します。
Note
リボンの [データ ポイント テーブル] ボタンが無効になっていて淡色表示されている場合は、選択した視覚化で [データ ポイント テーブル] がサポートされていないことを意味します。
データ要素を右クリックし、表示されるメニューから [データ ポイントをテーブルとして表示] を選択することもできます。
データ要素に対して [データ ポイント テーブル] を選択すると、Power BI Desktop キャンバスに、選択した要素に関連付けられているすべてのデータが表示されます。
考慮事項と制限事項
[データ ポイントをテーブルとして表示] (Power BI サービス) および [データ ポイント テーブル] (Power BI Desktop) ビュー
- PDF や静的 PowerPoint にエクスポートすることはできません。
- 特定の種類のデータでのみ使用できます。 Power BI サービスでは、データ ポイントにカーソルを合わせても [データ ポイントをテーブルとして表示] オプションが表示されない場合、視覚化にサポートされていないデータが含まれています。 Power BI Desktop では、[データ ポイント テーブル] のメニュー オプションが淡色表示されている場合、視覚化にサポートされていないデータが含まれています。 たとえば、視覚化の [値] フィールドにメジャーがある場合、データ ポイントの基になるデータは使用できません。
- これらのビューでデータを変更して、レポートに保存することはできません。
[テーブルとして表示] (Power BI サービス) および [視覚化テーブル] (Power BI Desktop) ビュー
- カード、KPI、主要なインフルエンサー、Q&A 視覚化、スマート説明、メトリック アプリ視覚化、改ページ対応レポート視覚化、Power Apps for Power BI 視覚化、Power BI 用 ArcGIS マップ視覚化、Power Automate for Power BI 視覚化ではサポートされていません。
- PDF や静的 PowerPoint にエクスポートすることはできません。
- データを変更してから、レポートに保存することはできません。
- 視覚化で (多次元) メジャー グループの計算メジャーが使用されている場合はサポートされません。
- ライブ多次元 (MD) モデルに接続されている場合はサポートされません。
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