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Power BI カスタム ビジュアルの動的書式設定 API

API バージョン 4.2 から、開発者は動的な文字列書式設定サポートを使用してレポートを作成できます。

ビジュアルの動的書式設定サポートを有効にする

ビジュアルが動的書式指定文字列を使用して動作できるようにするには、次のフィールドを capabilitites.json に追加する必要があります。

"objects": {
    "general": {
        "properties": {
            "formatString": {
                "type": {
                    "formatting": {
                        "formatString": true
                    }
                }
            }
        }
    },
}

動的文字列書式設定を使用する方法

動的文字列書式設定が有効になっている場合、カスタム ビジュアルは、スクリーンショットに示すように、update() オプションを使用して書式設定文字列を受け取ります。

Screenshot of update options content with dynamic format strings.

options.dataViews[0].categorical.values[0] 内には次の 2 つの配列があります。

  1. values - データセットからの値
  2. objects - general.formatString プロパティを持つオブジェクト

objectvalue に対応します。 スクリーンショットのサンプル値 12519995905.9842 の書式設定は ¥ #,0 になっています。 この書式設定を値に適用するには、powerbi-visuals-utils-formattingutilsformat メソッドを使用します。