適用対象: Power BI Report Builder
Power BI Desktop
データが外部データ ソースから取得された後に、データセットにフィルターを追加してレポート内のデータを制限できます。 データセットにフィルターを追加すると、すべてのデータ領域でフィルター条件に一致するデータのみが使われます。
フィルターを追加するには、フィルター式となる 1 つ以上の条件を指定する必要があります。 フィルター式は、フィルターの対象となるデータを識別する式、演算子、および、比較対象の値で構成されます。 フィルターの対象となるデータとその比較対象となる値とでは、データ型を一致させる必要があります。 データセットの集計値に対するフィルター処理はサポートされません。
埋め込みデータセット インスタンスにフィルターを追加する
レポート デザイン モードでレポートを開きます。
レポート データ ペインのデータセットを右クリックし、[データセットのプロパティ] を選びます。 [データセットのプロパティ] ダイアログ ボックスが表示されます。
[フィルター] を選びます。 現在のフィルター式の一覧が表示されます。 既定では、何も表示されません。
[追加] を選択します。 新しい空のフィルター式が表示されます。
[式] で、フィルター処理の対象となるフィールドの式を入力するか、選択します。 式を編集するには、式 ([fx]) ボタンを選択します。
ドロップダウン ボックスから、手順 5. で作成した式のデータ型と同じデータ型を選択します。
[演算子] ボックスで、 [式] ボックスの値と [値] ボックスの値とを比較するための演算子を選択します。 選択した演算子によって、次の手順で使用する値の数が異なります。
[値] ボックスで、 [式] の値を評価するフィルター用の式または値を入力します。
フィルター式の例については、フィルター式の例 (Report Builder) に関する記事を参照してください。
[OK] を選択します。