適用対象: 
Power BI Report Builder 
Power BI Desktop
Power BI 改ページ対応レポートでの円グラフのラベル付けは、データのいくつかのスライスのみにラベルが表示されるように最適化されています。 円グラフに含まれるスライスが多すぎると、ラベルが重なる可能性があります。 1 つの解決策として、円グラフの外側にラベルを表示する方法があります。これにより、長いデータ ラベル用に領域を確保できます。 ラベルがまだ重なっていることが判明した場合は、3D を有効にすることでラベル用の領域をさらに確保することができます。 これにより、円グラフの直径が小さくなり、グラフの周囲でさらに領域が確保されます。
円グラフの内側にデータ ポイント ラベルを表示する
レポートに円グラフを追加します。 詳しくは、レポートへのグラフの追加 (Power BI Report Builder) に関する記事をご覧ください。
デザイン画面で、グラフを右クリックし、 [データ ラベルの表示] をクリックします。
円グラフの外側にデータ ポイント ラベルを表示する
円グラフを作成し、データ ラベルを表示します。
プロパティ ペインを開きます。
デザイン画面で、円グラフ自体を選んで、[プロパティ] ペインに [カテゴリ] プロパティを表示します。
[CustomAttributes] ノードを展開します。 円グラフの属性の一覧が表示されます。
[PieLabelStyle] プロパティを Outsideに設定します。
[PieLineColor] プロパティを Blackに設定します。 PieLineColor プロパティでは、各データ ポイント ラベルの引き出し線を定義します。
円グラフの外側に表示されるラベルの重なりを防ぐ
外側にラベルを設定した円グラフを作成します。
デザイン画面で、円グラフの外側でグラフの罫線の内側を右クリックし、 [グラフ領域のプロパティ]をクリックします。 [グラフ領域のプロパティ] ダイアログ ボックスが表示されます。
[3D オプション] タブで、 [3D の有効化] を選択します。
ラベル用の領域を確保するようにグラフを 2 次元で表示する場合は、 [回転] プロパティと [傾斜] プロパティを 0に設定します。