適用対象: Power BI Report Builder
Power BI Desktop
Power BI 改ページ対応レポートの折れ線グラフには、1 本の線で結ばれた一連の点として系列が表示されます。 折れ線グラフは、継続的に発生する大量のデータを表す場合に使用されます。 折れ線グラフにデータを追加する方法の詳細については、「グラフ (Power BI Report Builder)」を参照してください。
次の図は、3 つの系列を含む折れ線グラフを示しています。
折れ線グラフの種類
平滑線: 直線ではなく曲線を使用した折れ線グラフ。
階段状折れ線: 直線ではなく階段状折れ線を使用した折れ線グラフ。 階段状折れ線は、はしごや階段の段のように見える線を使用して点を結びます。
スパークライン グラフ: 折れ線グラフの一種で、テーブルまたはマトリックスのセルに線系列のみが表示されます。 詳細については、「スパークラインとデータ バー (Power BI Report Builder)」を参照してください。
折れ線グラフのデータに関する注意点
既定の折れ線グラフの視覚的な効果を高めるには、系列の罫線の幅を 3 に変更したり、影のオフセットを 1 にしたりすることを検討してください。 これらの変更を加えると、線が太い折れ線グラフになります。 グラフの種類を折れ線グラフから他の種類に変更する場合は、これらのプロパティを元の値に戻す必要があります。
データセット内に空の値がある場合、折れ線グラフでは、グラフ上で連続性を維持するために、プレースホルダーの線の形式で空のポイントが追加されます。 この線が表示されないようにする場合は、横棒グラフや縦棒グラフなど、連続性のない種類のグラフを使ってデータセットを表示することを検討してください。
折れ線グラフでは、線を描画するために少なくとも 2 つのポイントが必要です。 データセットにデータ ポイントが 1 つしかない場合、折れ線グラフは 1 つのデータ ポイント マーカーとして表示されます。
線で描画される系列は、グラフ領域内であまり場所を取りません。 そのため、折れ線グラフは、縦棒グラフなどの他の種類のグラフと組み合わせることがよくあります。 ただし、折れ線グラフは、横棒、極座標、円、または図形のグラフと組み合わせることはできません。