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デスクトップ フローの分析を表示する

管理者は、組織内で実行されている自動化の全体的な状態を表示する必要があります。 デスクトップ フローで構築された自動化の分析を監視するには、次の 2 つのオプションがあります:

  • Power Platform 管理センター。
  • Center of Excellence (CoE) スタート キット。

組織のデスクトップ フロー分析を表示する最も簡単なオプションは、 Power Platform 管理センターにアクセスすることです。

この記事では、レポートを表示できるユーザー、レポートにアクセスする方法、Power Platform 管理センターで表示できるデスクトップ フロー データの種類について説明します。

これらのレポートを表示できるユーザーは?

これらのロールと ライセンス を持つ管理者は、Power Automate 分析でレポートを表示できます。

  • 環境管理者 ― 管理者がアクセスできる環境のレポートを表示できます。
  • Power Platform 管理者 – すべての環境のレポートを表示できます。
  • Dynamics 365 管理者 – すべての環境のレポートを表示できます。
  • Microsoft 365 グローバル管理者 - すべての環境のレポートを表示できます。

プラットフォーム全体でテナントを管理するさまざまなロールに関する詳細については、サービス管理者ロールを使用してテナントを管理するを参照してください。

デスクトップ フロー分析にアクセスする

  1. Power Platform 管理センターにサインインします。

    注意

    初めてサインインする場合は、国/地域の選択が必要になる場合があります。

  2. 管理ペインの製品で、Power Automate を選択します。

  3. [ 環境ビュー] を選択します。

Power Automate Desktop フローの環境レベルのレポートにアクセスします。

デスクトップ フロー分析を表示する

クラウド フロー または デスクトップ フローに対して、さまざまな種類のレポートを表示できます。 これらのレポートは、[ 実行]、[ 使用状況]、[ 作成済み]、および [エラー] です共有コネクタのレポートは、すべてのフローに対応しています。

環境ビューでデスクトップ フロー レポートを表示するには、レポートの種類を選択し、[デスクトップ フロー] を選択します。 既定で、最後に表示した環境のレポートが表示されます。 [ フィルターの変更] を選択して、別の環境や期間を選択します。

重要

正確なレポート データを生成するには、Power Automate Desktop アプリがバージョン 2.1.43.20312 以降であることを確認します。

レポート Description
実行 このレポートは、日次、週次、月次のデスクトップ フロー実行統計の概要を示します。 このレポートには、傾向線と実行結果 (成功/失敗/キャンセル) も含まれます。 このレポートは、各環境でデスクトップ フローがどの程度積極的に使用されているかについてのインサイトを提供します。
使用状況 このレポートには、最も使用されているデスクトップ フローが表示され、自動化インベントリに関するインサイトが得られます。
作成日 このレポートでは、最近作成されたデスクトップ フローに対する分析結果を示し、最もアクティブなデスクトップ フロー作成者へのインサイトを提供します。
Errors このレポートでは、各フローのエラー数、作成者の電子メールアドレス、最終発生時刻、作成者の電子メールアドレスなど、繰り返し発生するエラーのタイプとその詳細に関する分析情報を得ることができます。
Shared このレポートでは、クラウド フローとデスクトップ フローの両方について、環境内の共有フローの傾向について詳しく説明します。
Connectors このレポートでは、コネクタとそれに関連するクラウドフローやデスクトップ フローの詳細が表示されます。 コネクタごとの各ワークフローから呼び出すの数などの指標、ワークフローの実行やワークフローの作成時者の電子メール アドレスは、標準版、カスタム版のコネクタで使用できます。

レポートを実行デスクトップ フローを表示すると、Power Platform 管理センターでレポートが実行されます。

使用状況レポートPower Platform 管理センターのデスクトップ フロー使用状況レポートの表示。

作成済みレポートPower Platform 管理センターで作成されたレポートのデスクトップ フローのビュー。

ダウンロードしたレポートの制限事項

作成者のメール アドレスやアプリやフローの表示名などの一部のフィールドは、エクスポートされたレポートでは空白で表示されることがあります。 これらの値は実行時に解決され、基になる格納されたデータセットに含まれていないので、これは予期される動作です。