Power Platform for Admins 管理コネクタを開始する

コネクタは、基になるサービスが Power Platform API と通信できるようにする API のプロキシまたはラッパーです。 それにより、ユーザーがアカウントを接続し、事前に構築された一連のトリガーとアクションを活用して、アプリとワークフローを作成する方法が提供されます。

これらのコネクタは、Microsoft Power Platform 管理者の環境管理とその他の一般的なアクティビティのためにあらかじめ用意されています。

コネクタのコンポーネント

各コネクタは、アクショントリガーに分類される一連の操作を提供します。 基盤となるサービスに接続すると、アプリやワークフロー内でこれらの操作を簡単に活用することができます。

アクション​​

アクションは、ユーザーによって指示された変更です。 たとえば、アクションを使用して Microsoft Azure SQL データベース内のデータの検索、書き込み、更新、または削除を実行します。 すべてのアクションは、Swagger で定義された操作に直接マップされます。

トリガー

いくつかのコネクタは、特定のイベントが発生したときにアプリに通知できるトリガーを提供しています。 たとえば、FTP コネクタには OnUpdatedFile トリガーがあります。 このトリガーをリッスンし、トリガーが起動するたびにアクションを実行するロジック アプリまたはフローのいずれかを構築できます。

トリガーには次の 2 つの種類があります。

  • ポーリング トリガー: 指定された頻度でサービスを呼び出して、新しいデータをチェックします。 新しいデータが利用可能になると、データを入力としてワークフロー インスタンスを新規に実行します。

  • プッシュ トリガー: これらのトリガーは、エンドポイントのデータをリッスンし、イベントが発生を待機します。 このイベントが発生すると、ワークフロー インスタンスが新たに実行されます。 プッシュ タイプのトリガーのサポートは、今後のリリースで追加されます。

最初のワークフローの作成

Power Platform for Admins コネクタを使用して最初のワークフローを作成するには、Power Automate およびコネクタの参照の概要に関する次の記事を参照してください。