pac pipeline

Pipelines の操作

Power Platform のパイプラインは、すべての作成者、管理者、および開発者にとってより親しみやすい方法でアプリケーション ライフサイクル管理 (ALM) 自動化と継続的インテグレーションと継続的デリバリー (CI/CD) 機能をサービスに導入することにより、Power Platform および Dynamics 365 顧客向けに ALM を普及させることを目的としています。

展開パイプライン機能の例

パイプラインは、チームまたは組織内で健全で自動化された ALM プロセスを採用することで、ROI を実現するために以前必要だった労力とドメイン知識を大幅に削減します。

  • 管理者は、自動化された展開パイプラインを数日または数週間ではなく、数分で簡単に構成できます。
  • 作成者には、ソリューションを簡単に展開するための直感的なユーザー エクスペリエンスがあります。

Power Platform のパイプラインに関する詳細

コマンド

command Description
pac pipeline deploy パイプライン展開を開始します。
pac pipeline list Pipelines の一覧

pac pipeline deploy

パイプライン展開を開始します。

pac pipeline deploy を使用して、接続している Power Platform 環境で既存のパイプラインをデプロイ/開始するか、--environment / -env を使用して同じテナント内の環境を選択します。

パイプラインの展開で使用する必須のパラメーター

--currentVersion -cv

現在のソリューションのバージョン

--newVersion -nv

新しいソリューションのバージョン

--solutionName -sn

ソリューション名

--stageId -sid

展開ステージ ID

パイプラインの展開で使用するオプションのパラメーター

--environment -env

展開環境

--wait -w

展開が完了するまで待機します。

このパラメーターには値が必要ありません。 それはスイッチです。

pac pipeline list

Pipelines を一覧表示します。

pac pipeline list を使用して、接続している Power Platform 環境で既存のパイプラインを一覧表示するか、--environment / -env を使用して同じテナント内の環境を選択します。

パイプラインのリストで使用するオプションのパラメーター

--environment -env

展開環境

--pipeline -p

展開ステージなどの詳細のリストを表示するパイプラインの名前または ID

参照

Microsoft Power Platform CLI コマンド グループ
Microsoft Power Platform CLI の概要