次の方法で共有


Microsoft Fabric で Dataverse データを表示する

重要

このコンテンツはアーカイブされており、更新されていません。 最新のドキュメントについては、Microsoft Dataverse のドキュメントを参照してください。 最新のリリース計画については、「Dynamics 365、Power Platform、Cloud for Industry のリリース計画」を参照してください。

有効対象 パブリック プレビュー 一般提供
ユーザー向けで、管理者、作成者、またはアナリストによる有効化/構成が必要 2023年9月8日 2023年11月25日

ビジネス バリュー

Microsoft Dataverse と Microsoft Fabric との直接統合により、組織は Dynamics 365 エンタープライズ アプリケーションとビジネス プロセスを Fabric に拡張できます。 Power Apps に組み込まれた Microsoft Fabric での表示機能により、Power Apps の Dynamics 365 や他のデータを Fabric で分析できるようになります。

  • データをエクスポートしたり、ETL パイプラインを構築したり、サードパーティの統合ツールを使用したりする必要はありません。
  • データを Dataverse から Fabric に直接リンクするため、自分のストレージを持ち込む必要はありません。
  • 既存の Azure Synapse Link for Dataverse リンクを Fabric にリンクします。

機能の詳細

Power Apps (make.powerapps.com) と Dynamics 365 アプリにディープ リンクがあり、作成者がすぐにアクションを起こして 直接 Fabric を操作できます。 このシステムは、データをレイクハウスやデータ ウェアハウスなどの Fabric ワークロードに安全にリンクします。

データが更新されると、変更が Fabric に自動的に反映されます。 Dataverse によって、Dynamics 365 データ用のエンタープライズ対応のレイクハウスと SQL エンドポイントも生成されます。 これにより、データ エンジニアやデータベース管理者が、複数のソースからのデータを組み合わせて、Spark、Python、SQL を使用してカスタム分析を構築することが容易になります。

Fabric に組み込まれている Microsoft OneLake は、データ サイロの排除に役立ちます。 アプリケーションやデバイスのデータ (Web サイト、モバイル アプリ、センサー、倉庫や工場からのシグナル) を、Dynamics 365 のビジネス プロセスのデータ (販売、ケース、在庫、注文) と組み合わせて、お客様との約束を守ることに影響する潜在的な遅延または欠品を予測します。

作成者は、ビジネス プロセスを調整して Fabric で見つかった分析情報に対処するために、ローコード アプリと自動化を構築できます。 それらの分析情報を、Fabric OneLake に接続された Dataverse 仮想テーブルに追加して戻します。 作成者は、既に提供されている設計ツールを使用して、Power Apps、Power Pages、または Power Automate でそれらをローコード アプリに変えることができます。 1,000 を超えるアプリへのコネクタを使用し、作成者は、Dynamics 365 および他の多くのエンタープライズ アプリケーションにまたがるビジネス プロセスを作成できます。

関連項目

Microsoft Fabric での Dataverse データの表示 (ドキュメント)