XML

まとめ

項目 説明
リリース状態 一般提供
製品 Excel
Power BI (セマンティック モデル)
Power BI (データフロー)
ファブリック (データフロー Gen2)
Power Apps (データフロー)
Dynamics 365 Customer Insights
Analysis Services
関数リファレンス ドキュメント Xml.Tables
Xml.Document

Note

デプロイ スケジュールにより、またホスト固有の機能があることにより、ある製品に存在する機能が他の製品にはない場合があります。

サポートされる機能

  • インポート

Power Query Desktop からローカル XML ファイルを読み込む

ローカル XML ファイルを読み込むには:

  1. [データの取得] の選択で、[XML] オプションを選びます。 この操作により、ローカル ファイル ブラウザーが起動して、XML ファイルを選択できます。

    XML ファイルの選択。

  2. 読み込むローカル XML ファイルがあるディレクトリを参照し、[開く] を選びます。

  3. ナビゲーターで、目的のデータを選び、[読み込み] を選んでデータを読み込むか、[データの変換] を選んで Power Query エディターでデータの変換を続行します。

    ナビゲーターで XML ファイルからのデータの読み込み。

Power Query Online からローカル XML ファイルを読み込む

ローカル XML ファイルを読み込むには:

  1. [データ ソース] ページで、[XML] を選びます。

  2. ローカル XML ファイルへのパスを入力します。

    オンライン サービスからの XML ファイルの選択。

  3. [データ ゲートウェイ] でオンプレミス データ ゲートウェイを選択します。

  4. 認証が必要な場合は、資格情報を入力します。

  5. [次へ] を選択します。

XML ファイルを読み込むと、Power Query エディターが自動的に起動します。 エディターからは、必要に応じてデータを変換することも、データを読み込むために単に保存して閉じることもできます。

Power Query エディターに読み込まれた XML ファイル。

Web から XML ファイルを読み込む

Web から XML ファイルを読み込む場合は、XML コネクタを選ぶ代わりに、Web コネクタを選ぶことができます。 目的のファイルのアドレスを貼り付けます。静的ファイルではなく Web サイトにアクセスするため、認証の選択を求めるダイアログが表示されます。 認証がない場合は、[匿名] を選びます。 ローカルの場合と同様に、コネクタで既定で読み込まれるテーブルが表示されます。このテーブルは、読み込みや変換を行うことができます。

トラブルシューティング

データ構造

多くの XML ドキュメントでは、データが不規則または入れ子になっており、分析を行うのに便利な形式にするために、追加のデータ整形が必要になる場合があります。 これは、UI でアクセス可能な Xml.Tables 関数を使う場合でも、Xml.Document 関数を使う場合でも当てはまります。 多少の差はあるにせよ、ニーズに応じて、データの整形を行う必要がある場合があります。

テキストとノード

ドキュメントにテキストとテキスト以外の兄弟ノードが混在している場合、問題が発生することがあります。

たとえば、次のようなノードがある場合:

<abc>
    Hello <i>world</i>
</abc>

Xml.Tables は "world" 部分を返しますが、"Hello" は無視します。 テキストではなく、要素だけが返されます。 ただし、Xml.Document"Hello <i>world</i>" が返されます。 内部ノード全体がテキストに変換され、構造は保持されません。