スキーマ ビューの使用 (プレビュー)
スキーマ ビューは、クエリの列情報を前面および中央に配置することにより、スキーマ レベルの操作に取り組む際にフローを最適化するように設計されています。 スキーマ ビューは、データ構造を形成するためのコンテキストに応じた対話を提供し、完全なデータ結果ではなく列のメタデータのみを計算する必要があるため、待ち時間の少ない操作を提供します。
この記事では、スキーマ ビューとその機能について説明します。
注意
スキーマ ビュー機能は Power Query Online でのみ使用できます。
列数が多いデータセットを扱う際には、単純なタスクが非常に煩雑になることがあります。これは、水平方向にスクロールして適切な列を見つけ出し、すべてのデータを解析することが効率的ではないためです。 スキーマ ビューには簡単に解析して操作できるように列情報が一覧で表示されるため、スキーマの操作がかつてないほど簡単になります。
最適化された列の管理エクスペリエンスに加えて、スキーマ ビューのもう 1 つの主な利点は、変換の結果がより短時間で生成される傾向にあることです。 それらの結果がより短時間で出る理由は、このビューではデータのプレビューではなく列情報の計算のみが求められるためです。 そのため、少ない列数で実行時間の長いクエリを扱っている場合でも、スキーマ ビューを使用するメリットがあります。
スキーマ ビューを有効にするには、[表示] タブで [スキーマ ビュー] を選択します。再度データを操作する準備が整ったら、[データ ビュー] を選択して戻ることができます。
スキーマを扱う際によく行うタスクの 1 つが、列の並べ替えです。 スキーマ ビューでは、目的の順序に並べ変わるまで、一覧の列をドラッグして正しい位置にドロップすることで、これを簡単に行うことができます。
スキーマにより高度な変更を加えるために、一覧と [スキーマ ツール] タブで直接、最もよく使用されている列レベルの変換をすぐに確認できます。さらに、リボンの他のタブにある変換を使用することもできます。