Text.Contains
Text.Contains(text as nullable text, substring as text, optional comparer as nullable function) as nullable logical
text
に値 substring
が含まれているかどうかを検出します。 その値が見つかった場合は true を返します。 この関数では、ワイルドカードや正規表現はサポートされていません。
省略可能な引数 comparer
を使って、大文字と小文字を区別しない、またはカルチャおよびロケールに対応する比較を行うことができます。 数式言語では、次の組み込みの比較子を使用できます。
- Comparer.Ordinal: 大文字と小文字を区別する序数に基づく比較を実行するために使います
- Comparer.OrdinalIgnoreCase: 大文字と小文字を区別しない序数に基づく比較を実行するために使います
- Comparer.FromCulture: カルチャ対応の比較を実行するために使用されます
最初の引数が null の場合、この関数は null を返します。
すべての文字は文字として扱われます。 たとえば、"DR"、" DR"、"DR "、" DR " は互いに等しいとは見なされません。
テキスト "Hello World" に "Hello" が含まれているかどうかを調べます。
使用方法
Text.Contains("Hello World", "Hello")
出力
true
テキスト "Hello World" に "Hello" が含まれているかどうかを調べます。
使用方法
Text.Contains("Hello World", "hello")
出力
false
テキスト "Hello World" に "hello "が含まれているかどうかを、大文字と小文字を区別しない比較子を使って確認します。
使用方法
Text.Contains("Hello World", "hello", Comparer.OrdinalIgnoreCase)
出力
true
アカウント コードで "A-" または "7" を含むテーブル内の行を見つけます。
使用方法
let
Source = #table(type table [Account Code = text, Posted Date = date, Sales = number],
{
{"US-2004", #date(2023,1,20), 580},
{"CA-8843", #date(2023,7,18), 280},
{"PA-1274", #date(2022,1,12), 90},
{"PA-4323", #date(2023,4,14), 187},
{"US-1200", #date(2022,12,14), 350},
{"PTY-507", #date(2023,6,4), 110}
}),
#"Filtered rows" = Table.SelectRows(
Source,
each Text.Contains([Account Code], "A-") or
Text.Contains([Account Code], "7"))
in
#"Filtered rows"
出力
#table(type table [Account Code = text, Posted Date = date, Sales = number],
{
{"CA-8843", #date(2023,7,18), 280},
{"PA-1274", #date(2022,1,12), 90},
{"PA-4323", #date(2023,4,14), 187},
{"PTY-507", #date(2023,6,4), 110}
})