PSDesiredStateConfiguration v1.1
DSC は PowerShell による管理プラットフォームであり、IT と開発インフラストラクチャを構成を用いてコードで管理できます。
PSDesiredStateConfiguration v1.1 は、Windows PowerShell 5.1 に付属するモジュールのバージョンです。
- DSC を使用するビジネス上の利点の概要については、「意思決定者向け Desired State Configuration の概要」をご覧ください。
- DSC を使用するエンジニアリングの利点の概要については、「エンジニア向けの Desired State Configuration の概要」 をご覧ください。
- DSC を簡単に使用するには、「DSC クイック スタート」 をご覧ください。
主要概念
DSC は、システムの構成、展開、および管理に使用する宣言型プラットフォームです。 次の 3 つの主要なコンポーネントで構成されます。
- 構成は、リソースのインスタンスを定義および構成する宣言型の PowerShell スクリプトです。 構成を実行すると、DSC (および構成によって呼び出されるリソース) は、構成によってレイアウトされた状態でシステムが存在するように、単に、指定されたことを実現します。 DSC 構成は、べき等でもあります。ローカル構成マネージャー (LCM) によって、構成によって宣言された状態でマシンが構成されることが、継続的に保証されます。
- リソースは DSC の "指定されたことを実現する" 部分です。 リソースには構成のターゲットを指定された状態で保持するコードが含まれています。 リソースは PowerShell モジュール内に存在し、ファイルまたは Windows プロセスのように汎用的なものをモデル化したり、IIS サーバーまたは Azure で実行されている VM のように具体的なものをモデル化するために作成できます。
- ローカル構成マネージャー (LCM) は、DSC でのリソースと構成の間の対話を容易にするエンジンです。 LCM は、リソースによって実装される制御フローを使用してシステムを定期的にポーリングし、構成によって定義された状態が維持されるようにします。 システムが状態外の場合、LCM はリソース内のコードに対して呼び出しを行い、構成に従って "指定されたことを実現" します。
参照
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