Get-HistoricalSearch

このコマンドレットは、クラウドベースのサービスでのみ使用できます。

Get-HistoricalSearch コマンドレットを使って、過去 10 日以内に実行した履歴検索に関する情報を表示します。

以下の構文セクションのパラメーター セットの詳細については、「Exchangeのコマンドレット構文」を参照してください。

構文

Get-HistoricalSearch
   [-JobId <Guid>]
   [<CommonParameters>]

説明

履歴検索では、90 日未満のメッセージに対して、コンマ区切り値 (CSV) ファイルでメッセージ トレースとレポートの詳細が提供されます。

このコマンドレットを実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。 このトピックにはこのコマンドレットのすべてのパラメーターが一覧表示されていますが、自分に割り当てられているアクセス許可に含まれていない一部のパラメーターにはアクセスできません。 コマンドレットを組織内で実行するために必要になるアクセス許可とパラメーターを調べるには、「 Find the permissions required to run any Exchange cmdlet」を参照してください。

例 1

Get-HistoricalSearch

この例では、10 日以内に実行したすべての履歴検索の概要を示す一覧を返します。

例 2

Get-HistoricalSearch -JobId f9c66f83-b5c8-4a0c-91f4-a38376f74182 | Format-List

この例は、ID の値が f9c66f83-b5c8-4a0c-91f4-a38376f74182 である進行中の履歴検索に関する詳細情報を返します。

パラメーター

-JobId

JobId パラメーターは、表示する履歴検索の GUID 識別子を指定します。

Type:Guid
Position:Named
Default value:None
Required:False
Accept pipeline input:True
Accept wildcard characters:False
Applies to:Exchange Online, Exchange Online Protection

入力

Input types

このコマンドレットに使用できる入力の種類を確認するには、「コマンドレットの入力および出力の種類」をご覧ください。 コマンドレットで入力の種類のフィールドが空白の場合、そのコマンドレットには入力データを指定できません。

出力

Output types

このコマンドレットに使用できる戻り値の型 (出力の種類) を確認するには、「コマンドレットの入力および出力の種類」をご覧ください。 出力の種類のフィールドが空白の場合、コマンドレットはデータを返しません。