Get-SPDatabase
データベースのすべてのプロパティを取得します。
構文
DefaultParameterSet
Get-SPDatabase
[[-Identity] <SPDatabasePipeBind>]
[-AssignmentCollection <SPAssignmentCollection>]
[<CommonParameters>]
ServerParameterSet
Get-SPDatabase
-ServerInstance <SPDatabaseServiceInstancePipeBind>
[-AssignmentCollection <SPAssignmentCollection>]
[<CommonParameters>]
NameParameterSet
Get-SPDatabase
-Name <String>
[-AssignmentCollection <SPAssignmentCollection>]
[<CommonParameters>]
説明
このコマンドレットには、複数のパラメーター セットが含まれています。 使用できるのは、1 つのパラメーター セットのパラメーターだけであり、異なるパラメーター セットのパラメーターを組み合わせることはできません。 パラメーター セットの使用法に関する詳しい情報については、「コマンドレットのパラメーター セット」を参照してください。
Get-SPDatabase コマンドレットでは、データベースのすべてのパブリック プロパティを現在のウィンドウに表示します。 Identity パラメーターを指定した場合は、その ID のプロパティだけが表示されます。
Windows PowerShell for SharePoint 製品のアクセス許可と最新情報については、「SharePoint Server コマンドレット」のオンライン ドキュメントをご覧ください。
例
例 1
Get-SPDatabase | ?{$_.TypeName -eq 'Microsoft.Office.Server.Administration.ProfileDatabase'}
この例では、ユーザー プロファイル サービス アプリケーションによって使用されるプロファイル データベースを取得します。
例 2
Get-SPDatabase -Name 'Profile DB'
この例では、プロファイル データベースを名前で取得します。 SharePoint Server 2016 SharePoint Server 2019にのみ適用されます。
パラメーター
-AssignmentCollection
該当: SharePoint Server 2010、SharePoint Server 2013、SharePoint Server 2016、SharePoint Server 2019
適切な破棄を行うためにオブジェクトを管理します。 SPWeb や SPSite などのオブジェクトの使用によって大量のメモリが使用される場合があるので、Windows PowerShell スクリプトでこれらのオブジェクトを使用するには適切なメモリ管理が必要です。 メモリの解放が必要になった場合は、SPAssignment オブジェクトを使用して、変数へのオブジェクトの割り当てとオブジェクトの破棄を行うことができます。 割り当てコレクションまたは Global パラメーターが使用されていない場合、SPWeb、SPSite、または SPSiteAdministration オブジェクトが使用されていると、オブジェクトは自動的に破棄されます。
Global パラメーターが使用されている場合は、オブジェクトはすべてグローバル ストアに格納されます。 Stop-SPAssignment コマンドを使用してオブジェクトの使用または破棄を直接行わないと、メモリ不足のシナリオになる場合があります。
パラメーターのプロパティ
| 型: | SPAssignmentCollection |
| 規定値: | None |
| ワイルドカードのサポート: | False |
| DontShow: | False |
パラメーター セット
(All)
| 配置: | Named |
| 必須: | False |
| パイプラインからの値: | True |
| プロパティ名別のパイプラインからの値: | False |
| 残りの引数からの値: | False |
-Identity
該当: SharePoint Server 2010、SharePoint Server 2013、SharePoint Server 2016、SharePoint Server 2019
パブリック プロパティを表示するデータベースの名前を指定します。
この型は、1234-3456-567kg という形式の有効な GUID であることが必要です。
パラメーターのプロパティ
| 型: | SPDatabasePipeBind |
| 規定値: | None |
| ワイルドカードのサポート: | False |
| DontShow: | False |
パラメーター セット
DefaultParameterSet
| 配置: | 1 |
| 必須: | False |
| パイプラインからの値: | True |
| プロパティ名別のパイプラインからの値: | False |
| 残りの引数からの値: | False |
-Name
適用対象: SharePoint Server 2016、SharePoint Server 2019
データベースの名前を指定します。
パラメーターのプロパティ
| 型: | String |
| 規定値: | None |
| ワイルドカードのサポート: | False |
| DontShow: | False |
パラメーター セット
NameParameterSet
| 配置: | Named |
| 必須: | True |
| パイプラインからの値: | False |
| プロパティ名別のパイプラインからの値: | False |
| 残りの引数からの値: | False |
-ServerInstance
該当: SharePoint Server 2010、SharePoint Server 2013、SharePoint Server 2016、SharePoint Server 2019
データベースを含む SQL インスタンスの名前を指定します。既定の SQL インスタンスの場合は "Server" という形式を使用し、名前付き SQL インスタンスの場合は "Server\Instance" という形式を使用します。
パラメーターのプロパティ
| 型: | SPDatabaseServiceInstancePipeBind |
| 規定値: | None |
| ワイルドカードのサポート: | False |
| DontShow: | False |
パラメーター セット
ServerParameterSet
| 配置: | Named |
| 必須: | True |
| パイプラインからの値: | True |
| プロパティ名別のパイプラインからの値: | False |
| 残りの引数からの値: | False |
CommonParameters
このコマンドレットでは、一般的なパラメーター -Debug、-ErrorAction、-ErrorVariable、-InformationAction、-InformationVariable、-OutBuffer、-OutVariable、-PipelineVariable、-ProgressAction、-Verbose、-WarningAction、-WarningVariable の各パラメーターがサポートされています。 詳細については、「about_CommonParameters」を参照してください。