Get-SPLogEvent
統合ログ サービス (ULS) トレース ログの結果を取得します。
構文
Directory
Get-SPLogEvent
[-AssignmentCollection <SPAssignmentCollection>]
[-AsString]
[-ContextKey <String[]>]
[-Directory <String>]
[-MinimumLevel <String>]
[-EndTime <DateTime>]
[-StartTime <DateTime>]
[<CommonParameters>]
File
Get-SPLogEvent
[-AssignmentCollection <SPAssignmentCollection>]
[-AsString]
[-ContextKey <String[]>]
[-MinimumLevel <String>]
[-EndTime <DateTime>]
[-File <String>]
[-StartTime <DateTime>]
[<CommonParameters>]
説明
このコマンドレットには、複数のパラメーター セットが含まれています。 使用できるのは、1 つのパラメーター セットのパラメーターだけであり、異なるパラメーター セットのパラメーターを組み合わせることはできません。 パラメーター セットの使用法に関する詳しい情報については、「コマンドレットのパラメーター セット」を参照してください。
Get-SPLogEvent コマンドレットでは、条件に一致する ULS トレース ログ ファイルのレコードを取得します。 パラメーターを指定しない場合は、すべてのログ ファイルのすべてのレコードが取得されます。 StartTime パラメーターと EndTime パラメーターは、時間範囲でフィルター処理する場合に使用します。 このコマンドレットのパフォーマンスを最適化するために、これらのパラメーターを使用することをお勧めします。
Windows PowerShell for SharePoint 製品のアクセス許可と最新情報については、「SharePoint Server コマンドレット」のオンライン ドキュメントをご覧ください。
例
例 1
Get-SPLogEvent -MinimumLevel "Warning"
この例では、既定のログ ディレクトリに含まれる重要度が警告以上のログ エントリをすべて取得します。
例 2
Get-SPLogEvent -Directory "C:\Logs" | Where-Object {$_.Level -eq "Warning"}
この例では、C:\Logs ディレクトリのログ ファイルに含まれるすべての警告エントリを取得します。
例 3
Get-SPLogEvent -StartTime "12/04/2007 17:00" -EndTime "12/04/2007 18:00"
この例では、米国固有の形式で指定した特定の時間範囲内で発生したエラー エントリを取得します。
例 4
Get-SPLogEvent -ContextKey @("UserName" ,"SiteName")
この例では、最新のログ ファイルのコンテンツを取得し、指定したコンテキスト キー データを追加します。
例 5
Get-SPLogEvent | Where-Object {$_.Level -eq "Error" -and {$_.Area -eq "SharePoint Foundation "}
この例では、SharePoint Foundation に関連するエラー エントリをすべて取得します。
例 6
Get-SPLogEvent -ContextKey @("Name") | %{$_.ToString() + "'t" + $_.Context["Name"]}
この例では、ログ ファイルのコンテンツを取得し、コンテキスト データを追加します。
パラメーター
-AssignmentCollection
該当: SharePoint Server 2010、SharePoint Server 2013、SharePoint Server 2016、SharePoint Server 2019
適切な破棄を行うためにオブジェクトを管理します。 SPWeb や SPSite などのオブジェクトの使用によって大量のメモリが使用される場合があるので、Windows PowerShell スクリプトでこれらのオブジェクトを使用するには適切なメモリ管理が必要です。 メモリの解放が必要になった場合は、SPAssignment オブジェクトを使用して、変数へのオブジェクトの割り当てとオブジェクトの破棄を行うことができます。 割り当てコレクションまたは Global パラメーターが使用されていない場合、SPWeb、SPSite、または SPSiteAdministration オブジェクトが使用されていると、オブジェクトは自動的に破棄されます。
Global パラメーターが使用されている場合は、オブジェクトはすべてグローバル ストアに格納されます。 Stop-SPAssignment コマンドを使用してオブジェクトの使用または破棄を直接行わないと、メモリ不足のシナリオになる場合があります。
パラメーターのプロパティ
| 型: | SPAssignmentCollection |
| 規定値: | None |
| ワイルドカードのサポート: | False |
| DontShow: | False |
パラメーター セット
(All)
| 配置: | Named |
| 必須: | False |
| パイプラインからの値: | True |
| プロパティ名別のパイプラインからの値: | False |
| 残りの引数からの値: | False |
-AsString
該当: SharePoint Server 2010、SharePoint Server 2013、SharePoint Server 2016、SharePoint Server 2019
各レコードを個別の文字列として取得します。
パラメーターのプロパティ
| 型: | SwitchParameter |
| 規定値: | None |
| ワイルドカードのサポート: | False |
| DontShow: | False |
パラメーター セット
(All)
| 配置: | Named |
| 必須: | False |
| パイプラインからの値: | False |
| プロパティ名別のパイプラインからの値: | False |
| 残りの引数からの値: | False |
-ContextKey
該当: SharePoint Server 2010、SharePoint Server 2013、SharePoint Server 2016、SharePoint Server 2019
指定したコンテキスト キーの結果にコンテキスト データを追加する必要があることを指定します (例: -ContextKey @("UserName", "SiteName"))。
パラメーターのプロパティ
| 型: | String[] |
| 規定値: | None |
| ワイルドカードのサポート: | False |
| DontShow: | False |
パラメーター セット
(All)
| 配置: | Named |
| 必須: | False |
| パイプラインからの値: | False |
| プロパティ名別のパイプラインからの値: | False |
| 残りの引数からの値: | False |
-Directory
該当: SharePoint Server 2010、SharePoint Server 2013、SharePoint Server 2016、SharePoint Server 2019
代替ディレクトリ (設定した LogLocation ディレクトリ以外のディレクトリ) のログ ファイルを一覧表示します。
パラメーターのプロパティ
| 型: | String |
| 規定値: | None |
| ワイルドカードのサポート: | False |
| DontShow: | False |
パラメーター セット
Directory
| 配置: | Named |
| 必須: | False |
| パイプラインからの値: | False |
| プロパティ名別のパイプラインからの値: | False |
| 残りの引数からの値: | False |
-EndTime
該当: SharePoint Server 2010、SharePoint Server 2013、SharePoint Server 2016、SharePoint Server 2019
この型は、管理言語に固有の有効な DateTime 形式であることが必要です。たとえば、英語 (米国) の場合は 2/16/2007 12:15:12 です。
パラメーターのプロパティ
| 型: | DateTime |
| 規定値: | None |
| ワイルドカードのサポート: | False |
| DontShow: | False |
パラメーター セット
(All)
| 配置: | Named |
| 必須: | False |
| パイプラインからの値: | False |
| プロパティ名別のパイプラインからの値: | False |
| 残りの引数からの値: | False |
-File
該当: SharePoint Server 2010、SharePoint Server 2013、SharePoint Server 2016、SharePoint Server 2019
レコードのクエリを実行する特定のファイルを指定します。
パラメーターのプロパティ
| 型: | String |
| 規定値: | None |
| ワイルドカードのサポート: | False |
| DontShow: | False |
パラメーター セット
File
| 配置: | Named |
| 必須: | False |
| パイプラインからの値: | False |
| プロパティ名別のパイプラインからの値: | False |
| 残りの引数からの値: | False |
-MinimumLevel
該当: SharePoint Server 2010、SharePoint Server 2013、SharePoint Server 2016、SharePoint Server 2019
Returns records at or above the specified level. 有効な値は Error または Warning です。
パラメーターのプロパティ
| 型: | String |
| 規定値: | None |
| ワイルドカードのサポート: | False |
| DontShow: | False |
パラメーター セット
(All)
| 配置: | Named |
| 必須: | False |
| パイプラインからの値: | False |
| プロパティ名別のパイプラインからの値: | False |
| 残りの引数からの値: | False |
-StartTime
該当: SharePoint Server 2010、SharePoint Server 2013、SharePoint Server 2016、SharePoint Server 2019
この型は、管理言語に固有の有効な DateTime 形式であることが必要です。たとえば、英語 (米国) の場合は 2/16/2007 12:15:12 です。
パラメーターのプロパティ
| 型: | DateTime |
| 規定値: | None |
| ワイルドカードのサポート: | False |
| DontShow: | False |
パラメーター セット
(All)
| 配置: | Named |
| 必須: | False |
| パイプラインからの値: | False |
| プロパティ名別のパイプラインからの値: | False |
| 残りの引数からの値: | False |
CommonParameters
このコマンドレットでは、一般的なパラメーター -Debug、-ErrorAction、-ErrorVariable、-InformationAction、-InformationVariable、-OutBuffer、-OutVariable、-PipelineVariable、-ProgressAction、-Verbose、-WarningAction、-WarningVariable の各パラメーターがサポートされています。 詳細については、「about_CommonParameters」を参照してください。