Get-SPTimerJob
タイマー ジョブを取得します。
構文
Default (既定)
Get-SPTimerJob
[[-Identity] <SPTimerJobPipeBind>]
[-AssignmentCollection <SPAssignmentCollection>]
[-Type <String>]
[-WebApplication <SPWebApplicationPipeBind>]
[<CommonParameters>]
説明
Get-SPTimerJob コマンドレットでは、指定したタイマー ジョブ、指定した型のタイマー ジョブ、または指定した範囲で定義されているタイマー ジョブを取得します。
パラメーターを指定しない場合は、ファーム内のすべてのタイマー ジョブ定義が取得されます。
Windows PowerShell for SharePoint 製品のアクセス許可と最新情報については、「SharePoint Server コマンドレット」のオンライン ドキュメントをご覧ください。
例
例 01
Get-SPTimerJob -WebApplication "https://servername" | select Name, DisplayName
この例では、指定した Web アプリケーションのすべてのタイマー ジョブを表示します。
例 02
Get-SPTimerJob | select -ExpandProperty HistoryEntries
上記の例では、タイマー ジョブの実行履歴が表示されます
パラメーター
-AssignmentCollection
該当: SharePoint Server 2010、SharePoint Server 2013、SharePoint Server 2016、SharePoint Server 2019
適切な破棄を行うためにオブジェクトを管理します。 SPWeb や SPSite などのオブジェクトの使用によって大量のメモリが使用される場合があるので、Windows PowerShell スクリプトでこれらのオブジェクトを使用するには適切なメモリ管理が必要です。 メモリの解放が必要になった場合は、SPAssignment オブジェクトを使用して、変数へのオブジェクトの割り当てとオブジェクトの破棄を行うことができます。 割り当てコレクションまたは Global パラメーターが使用されていない場合、SPWeb、SPSite、または SPSiteAdministration オブジェクトが使用されていると、オブジェクトは自動的に破棄されます。
Global パラメーターが使用されている場合は、オブジェクトはすべてグローバル ストアに格納されます。 Stop-SPAssignment コマンドを使用してオブジェクトの使用または破棄を直接行わないと、メモリ不足のシナリオになる場合があります。
パラメーターのプロパティ
| 型: | SPAssignmentCollection |
| 規定値: | None |
| ワイルドカードのサポート: | False |
| DontShow: | False |
パラメーター セット
(All)
| 配置: | Named |
| 必須: | False |
| パイプラインからの値: | True |
| プロパティ名別のパイプラインからの値: | False |
| 残りの引数からの値: | False |
-Identity
該当: SharePoint Server 2010、SharePoint Server 2013、SharePoint Server 2016、SharePoint Server 2019
取得するタイマー ジョブを指定します。
この型は、12345678-90ab-cdef-1234-567890bcdefgh という形式の有効な GUID であるか、タイマー ジョブの有効な名前 (TimerJob1 など) であるか、有効な SPTimerJob オブジェクト インスタンスであることが必要です。
パラメーターのプロパティ
| 型: | SPTimerJobPipeBind |
| 規定値: | None |
| ワイルドカードのサポート: | False |
| DontShow: | False |
パラメーター セット
(All)
| 配置: | 1 |
| 必須: | False |
| パイプラインからの値: | False |
| プロパティ名別のパイプラインからの値: | False |
| 残りの引数からの値: | False |
-Type
該当: SharePoint Server 2010、SharePoint Server 2013、SharePoint Server 2016、SharePoint Server 2019
フィルター処理により、指定した型のタイマー ジョブを取得します。
この型は、有効なタイマー ジョブの型の名前 (TimerJob1 など) であることが必要です。
パラメーターのプロパティ
| 型: | String |
| 規定値: | None |
| ワイルドカードのサポート: | False |
| DontShow: | False |
パラメーター セット
(All)
| 配置: | Named |
| 必須: | False |
| パイプラインからの値: | False |
| プロパティ名別のパイプラインからの値: | False |
| 残りの引数からの値: | False |
-WebApplication
該当: SharePoint Server 2010、SharePoint Server 2013、SharePoint Server 2016、SharePoint Server 2019
フィルター処理により、指定した SharePoint Web アプリケーションの範囲で定義されているタイマー ジョブを取得します。
この型は、12345678-90ab-cdef-1234-567890bcdefgh という形式の有効な GUID であるか、SharePoint Web アプリケーションの有効な名前 (MyOfficeApp1 など) であるか、有効な SPWebApplication オブジェクト インスタンスであることが必要です。
パラメーターのプロパティ
| 型: | SPWebApplicationPipeBind |
| 規定値: | None |
| ワイルドカードのサポート: | False |
| DontShow: | False |
パラメーター セット
(All)
| 配置: | Named |
| 必須: | False |
| パイプラインからの値: | True |
| プロパティ名別のパイプラインからの値: | False |
| 残りの引数からの値: | False |
CommonParameters
このコマンドレットでは、一般的なパラメーター -Debug、-ErrorAction、-ErrorVariable、-InformationAction、-InformationVariable、-OutBuffer、-OutVariable、-PipelineVariable、-ProgressAction、-Verbose、-WarningAction、-WarningVariable の各パラメーターがサポートされています。 詳細については、「about_CommonParameters」を参照してください。