Set-SPProjectPermissionMode
Project Web App インスタンスのアクセス許可モードを変更します。 このコマンドレットを実行すると、すべてのセキュリティ設定が削除され、指定したモードの既定の設定に戻ります。
構文
Default (既定)
Set-SPProjectPermissionMode
[-Url] <Uri>
[-Mode] <PermissionMode>
[-AssignmentCollection <SPAssignmentCollection>]
[<CommonParameters>]
説明
Set-SPProjectPermissionMode コマンドレットは、指定したProject Web App インスタンスのアクセス許可モードを変更します。
セキュリティ モードを切り替えると、指定したProject Web App インスタンスのすべてのアクセス許可構成情報が削除され、指定したモードの既定の設定に戻ります。
Project Server のWindows PowerShellに関するアクセス許可と最新の情報については、https://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=251833 (https://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=251833) のオンライン ドキュメントを参照してください。
例
例 1
Set-SPPRojectPermissionMode -Url https://AppServer/pwa -Mode ProjectServer
この例では、サーバーを Project Server アクセス許可モードに移行するための構文を示します。
例 2
Set-SPPRojectPermissionMode -Url https://AppServer/pwa -Mode SharePoint
この例では、サーバーを SharePoint アクセス許可モードに移行するための構文を示します。
パラメーター
-AssignmentCollection
適用対象: Project Server 2013、Project Server 2016、Project Server 2019
適切な破棄を行うためにオブジェクトを管理します。 SPWeb や SPSite などのオブジェクトの使用によって大量のメモリが使用される場合があるので、Windows PowerShell スクリプトでこれらのオブジェクトを使用するには適切なメモリ管理が必要です。 メモリの解放が必要になった場合は、SPAssignment オブジェクトを使用して、変数へのオブジェクトの割り当てとオブジェクトの破棄を行うことができます。 割り当てコレクションまたは Global パラメーターが使用されていない場合、SPWeb、SPSite、または SPSiteAdministration オブジェクトが使用されていると、オブジェクトは自動的に破棄されます。
Global パラメーターが使用されている場合は、オブジェクトはすべてグローバル ストアに格納されます。
Stop-SPAssignment コマンドを使用してオブジェクトの使用または破棄を直接行わないと、メモリ不足のシナリオになる場合があります。
パラメーターのプロパティ
| 型: | SPAssignmentCollection |
| 規定値: | None |
| ワイルドカードのサポート: | False |
| DontShow: | False |
パラメーター セット
(All)
| 配置: | Named |
| 必須: | False |
| パイプラインからの値: | True |
| プロパティ名別のパイプラインからの値: | False |
| 残りの引数からの値: | False |
-Mode
適用対象: Project Server 2013、Project Server 2016、Project Server 2019
インスタンスを変更するモードを指定します。
型は、SharePoint または ProjectServer という形式の有効なアクセス許可モードである必要があります。
パラメーターのプロパティ
| 型: | PermissionMode |
| 規定値: | None |
| ワイルドカードのサポート: | False |
| DontShow: | False |
パラメーター セット
(All)
| 配置: | 2 |
| 必須: | True |
| パイプラインからの値: | False |
| プロパティ名別のパイプラインからの値: | False |
| 残りの引数からの値: | False |
-Url
適用対象: Project Server 2013、Project Server 2016、Project Server 2019
アクセス許可モードを変更するProject Web App インスタンスの URL を指定します。
型は、https://<ServerName>/<PWAName> という形式の有効な URL である必要があります。
パラメーターのプロパティ
| 型: | Uri |
| 規定値: | None |
| ワイルドカードのサポート: | False |
| DontShow: | False |
パラメーター セット
(All)
| 配置: | 1 |
| 必須: | True |
| パイプラインからの値: | False |
| プロパティ名別のパイプラインからの値: | False |
| 残りの引数からの値: | False |
CommonParameters
このコマンドレットでは、一般的なパラメーター -Debug、-ErrorAction、-ErrorVariable、-InformationAction、-InformationVariable、-OutBuffer、-OutVariable、-PipelineVariable、-ProgressAction、-Verbose、-WarningAction、-WarningVariable の各パラメーターがサポートされています。 詳細については、「about_CommonParameters」を参照してください。