Visual Studio でのデータへの Windows フォーム コントロールのバインド
公開日: 2016年4月
データを Windows フォームにバインドすることで、アプリケーションのユーザーに対してデータを表示できます。 これらのデータ バインド コントロールを作成するには、Visual Studio で [データ ソース] ウィンドウから Windows フォーム デザイナーに項目をドラッグします。 このトピックでは、データ バインド Windows フォーム アプリケーションの作成に使用できる最も一般的なタスク、ツール、およびクラスについて説明します。
Visual Studio でのデータ バインド コントロールの作成方法に関する一般的な情報については、「Visual Studio でのデータへのコントロールのバインド」を参照してください。 Windows フォームでのデータ バインディングの詳細については、「Windows フォームでのデータ バインド」を参照してください。
Windows アプリケーションのフォーム上のデータ表示に必要なタスク
Windows アプリケーションのフォーム上のデータ表示に関連する一般的なタスクを次の表に示します。
| タスク | 詳細情報 |
|---|---|
| データ バインド コントロールを作成する。 既存のコントロールをデータにバインドする。 |
方法: Windows フォーム コントロールをデータにバインドする |
| 親子のリレーションシップの関連データを表示するコントロールを作成する (あるコントロールでデータ レコードを選択すると、選択したレコードに関連するデータが別のコントロールに表示される)。 | 方法: 関連するデータを Windows フォーム アプリケーションに表示する |
| ルックアップ テーブルを作成する。 ルックアップ テーブルには、あるテーブルの情報が、別のテーブルの外部キー フィールドの値に基づいて表示されます。 | 方法: Windows フォーム アプリケーションでルックアップ テーブルを作成する |
| 表示データの制御方法を書式設定する。 | Formatting and Advanced Binding Dialog Box |
| [データ ソース] ウィンドウのスマート キャプション機能の動作を変更する。 | 方法 : Visual Studio がデータ バインド コントロールのキャプションを作成する方法をカスタマイズする |
| パラメーター クエリを実行するコントロールを追加する。 | 方法: パラメーター クエリを Windows フォーム アプリケーションに追加する |
| イメージ コントロールを使用してデータベース内のイメージを表示するように列を設定する。 | 方法: データベースの画像にコントロールをバインドする |
| データセット内のデータのフィルター処理または並べ替えを行う。 | 方法: Windows フォーム アプリケーションのデータのフィルター処理および並べ替えを行う |
次のトピックでは、Windows フォーム コントロールをデータにバインドする例を示します。
チュートリアル: Windows フォームでのデータの表示
データベースのデータを照会する方法、およびそのデータを Windows フォームに表示する方法の詳細な手順について説明します。
チュートリアル: Windows フォームでの関連データの表示
2 つの関連するテーブルからデータを表示する方法、およびそのデータを Windows フォームに表示する方法の詳細な手順について説明します。
チュートリアル: データを検索する Windows フォームの作成
ユーザー入力に基づいてデータベース検索を実行する Windows フォームを作成する方法の詳細な手順について説明します。
チュートリアル: Windows フォーム アプリケーションでのルックアップ テーブルの作成
別のテーブルで選択されたデータに基づくテーブルのデータを表示する方法の詳細な手順について説明します。
チュートリアル: Windows フォーム間でのデータの受け渡し
アプリケーション内のあるフォームから別のフォームへ値を受け渡す方法の詳細な手順について説明します。
チュートリアル: 単純データ バインドをサポートする Windows フォーム ユーザー コントロールの作成
[データ ソース] ウィンドウで使用できるカスタム コントロールを作成する方法の詳細な手順について説明します。
チュートリアル: 複合データ バインドをサポートする Windows フォーム ユーザー コントロールの作成
[データ ソース] ウィンドウで使用できるカスタム コントロールを作成する方法の詳細な手順について説明します。
チュートリアル: 検索データ バインドをサポートする Windows フォーム ユーザー コントロールの作成
[データ ソース] ウィンドウで使用できるカスタム コントロールを作成する方法の詳細な手順について説明します。
データ スマート タグ
データ操作用のスマート タグは、多くのコントロールで利用できます。 フォームにいくつかのコントロールを追加すると、データに関連する一連の操作をスマート タグで使用できるようになります。
BindingSource コンポーネント
BindingSource コンポーネントは 2 つの目的で利用できます。 まず、フォームのコントロールをデータにバインドするときに、抽象化レイヤーの役割を果たします。 フォーム上のコントロールは、BindingSource コンポーネントにバインドされます (データ ソースに直接バインドされるわけではありません)。
また、オブジェクトのコレクションを管理できます。 BindingSource に型を追加すると、その型の一覧が作成されます。
BindingSource コンポーネントの詳細については、次のトピックを参照してください。
BindingNavigator コントロール
このコンポーネントには、Windows アプリケーションによって表示されるデータを移動するためのユーザー インターフェイスが用意されています。 詳細については、「BindingNavigator コントロール」を参照してください。
DataGridView コントロール
DataGridView コントロールを使用すると、さまざまな種類のデータ ソースのデータを表形式で表示したり編集したりできます。 DataGridView にデータをバインドするには、DataSource プロパティを使用します。 詳細については、「DataGridView コントロールの概要」を参照してください。
参照
データに関するチュートリアル
ウィンドウ
Visual Studio でのデータへのコントロールのバインド
チュートリアル: Windows フォームでのデータの表示
型指定されたデータセットの作成と編集
データ ソースの概要
チュートリアル: 単純データ バインドをサポートする Windows フォーム ユーザー コントロールの作成
チュートリアル: 複合データ バインドをサポートする Windows フォーム ユーザー コントロールの作成
チュートリアル: 検索データ バインドをサポートする Windows フォーム ユーザー コントロールの作成