DataConnectionSupport クラス

データ ソースへの接続を直接使用するためのメソッドとプロパティを提供します。

継承階層

Object
  Microsoft.VisualStudio.Data.ServiceProvider
    Microsoft.VisualStudio.Data.ServiceProviderWithSite
      Microsoft.VisualStudio.Data.DataConnectionSupport
        Microsoft.VisualStudio.Data.AdoDotNet.AdoDotNetConnectionSupport

名前空間:  Microsoft.VisualStudio.Data
アセンブリ:  Microsoft.VisualStudio.Data (Microsoft.VisualStudio.Data.dll 内)

構文

'宣言
Public MustInherit Class DataConnectionSupport _
    Inherits ServiceProviderWithSite _
    Implements IDisposable

public abstract class DataConnectionSupport : ServiceProviderWithSite, 
    IDisposable

public ref class DataConnectionSupport abstract : public ServiceProviderWithSite, 
    IDisposable

[<AbstractClass>]
type DataConnectionSupport =  
    class 
        inherit ServiceProviderWithSite 
        interface IDisposable 
    end

public abstract class DataConnectionSupport extends ServiceProviderWithSite implements IDisposable

DataConnectionSupport 型で公開されるメンバーは以下のとおりです。

コンストラクター

	名前	説明
	DataConnectionSupport	クラスのコンストラクター。DataConnectionSupport の nonparameterized クラスのインスタンスを作成します。

このページのトップへ

プロパティ

	名前	説明
	ConnectionString	を取得または設定、特定のデータ ソースの接続を確立するために必要な情報の文字列形式。
	ConnectionTimeout	を取得または設定操作を終了し、タイムアウト エラーを生成する前に接続を確立する待機する時間 (秒)。
	ProviderObject	指定した接続の基になるデータ プロバイダーのオブジェクトを取得します。
	ServiceTypes	サービスの GUID がマネージ型が指定されるマネージ IServiceProvider.GetService のメソッド呼び出しに、指定されたアンマネージの QueryService のメソッド呼び出しの変換に使用されるサービスの種類の一覧を取得します。 (ServiceProvider から継承されます。)
	Site	を取得または設定サイトのオブジェクトのインスタンス。 (ServiceProviderWithSite から継承されます。)
	State	データ接続の状態を取得します。

このページのトップへ

メソッド

	名前	説明
	Close	指定した接続を閉じます。
	Dispose()	リソースの解放またはリセットに関連付けられているタスクを実行します。
	Dispose(Boolean)	リソースの解放またはリセットに関連付けられているタスクを実行します。
	Equals	指定したオブジェクトが、現在のオブジェクトと等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	Finalize	接続を終了します。 (Object.Finalize をオーバーライドします。)
	GetHashCode	既定のハッシュ関数として機能します。 (Object から継承されます。)
	GetService(Guid)	指定したサービスの GUID でサービスを取得します。 (ServiceProvider から継承されます。)
	GetService(Type)	指定した型のサービスを取得します。 (ServiceProvider から継承されます。)
	GetServiceImpl(Type)	割り当て実装のサービスを取得する。 (ServiceProvider.GetServiceImpl(Type) をオーバーライドします。)
	GetServiceImpl(Guid)	特定の GUID をサービスを取得するために実装を提供します。 (ServiceProvider から継承されます。)
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。)
	Initialize	既存のデータ プロバイダーのオブジェクトからの接続を指定し、必要に応じて、初期化します。
	MemberwiseClone	Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。)
	OnSiteChanged	SiteChanged イベントを発生させます。 (ServiceProviderWithSite から継承されます。)
	Open	指定した接続を開きます。
	RaiseMessageReceived	DataConnection の外側のインスタンスの MessageReceivedのイベントを発生させます。
	RaiseStateChanged	DataConnection の外側のインスタンスの状態の変更イベントを発生させます。
	ToString	現在のオブジェクトを表す文字列を返します。 (Object から継承されます。)

このページのトップへ

イベント

	名前	説明
	SiteChanged	Site のプロパティが変更されたときに発生するイベント。 (ServiceProviderWithSite から継承されます。)

このページのトップへ

明示的なインターフェイスの実装

	名前	説明
	IObjectWithSite.GetSite	IObjectWithSite.SetSite のメソッドを使用して設定されている最後のサイトを取得します。既知のサイトが存在しない場合、例外がスローされます。 (ServiceProviderWithSite から継承されます。)
	IServiceProvider.QueryService	IServiceProvider の実装によって公開されるサービスのファクトリとして実行します。 (ServiceProvider から継承されます。)
	IObjectWithSite.SetSite	特定のオブジェクトにサイトの IUnknown のポインターを提供します。 (ServiceProviderWithSite から継承されます。)

このページのトップへ

解説

DataConnectionSupport のクラスは、データ接続をサポートするデータ プロバイダーの実装を表します。 DDEX のアーキテクチャは、プロバイダー固有の DataConnectionSupport に実装を呼び出して DataConnection のクラスを実装します。

このクラスのプロパティとメソッドは、データ プロバイダーは、データ ソースと通信できるようにする開始と終了の接続と接続の状態を取得できます。このようなタスクを実行する基本機能を提供します。 データ プロバイダーは、GetServiceImpl のメソッドをオーバーライドすることにより特殊なサービスを公開できます。 この接続に関連するサービスはの後にまとめられています:

• DataViewSupport: Visual Studio サーバー エクスプローラーに表示されるデータ オブジェクトのデータ ソースの特定のビューを記述する XML を取得するためのメソッドを提供します。

• DataObjectSupport: その上で実行できる操作とデータ ソースでサポートされているデータ オブジェクトの型を記述する XML を取得するためのメソッドを提供します。

• DataObjectIdentifierResolver: データ オブジェクトの識別子を解決するためのメソッドを提供します。

• DataObjectIdentifierConverter: データのオブジェクト ID 文字列と配列のビューの間の変換のメソッドを提供します。

• DataObjectItemComparer: データ オブジェクトの識別子の一部とプロパティ値を比較するメソッドを提供します。

• DataCommand: コマンドのさまざまな型を派生して実装する機能を提供します。

• DataAsyncCommand: 非同期のデータ コマンドを実行できるようにします。

• DataTransaction: まず、コミットする機能を提供するトランザクションをロールバックします。

• DataSourceVersionComparer: 2 種類のデータ ソース固有のバージョン文字列を比較するメソッドを提供します。

• DataSourceInformation: データ ソースを定義する一連にまとめられている名前と値のペアを提供します。

このクラスは DDEX が、呼び出し元の DataConnection のオブジェクトとデータ プロバイダーの DataConnectionSupport の実装が配置されるようにする IObjectWithSite のインターフェイスを実装します。 これは Visual Studio のサービスを取得するコンテキストや、実装する手段を提供します。

どの派生クラスで接続をサポートするためにさまざまに抽象プロパティとメソッドを実装する必要があります。 派生クラスは、接続サービスを提供するために GetServiceImplのプロテクト メソッドをオーバーライドする必要があります。 状態変更またはメッセージ受信したイベントが発生すると、は可能な限り基本クラスが DataConnection で配置したオブジェクトに渡す RaiseMessageReceived の保護された RaiseStateChanged、メソッドを呼び出すため、派生クラス。

スレッド セーフ

この型のすべてのパブリック static (Visual Basic では Shared) メンバーは、スレッド セーフです。インスタンス メンバーの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

参照

関連項目

Microsoft.VisualStudio.Data 名前空間

ServiceProviderWithSite

IDisposable