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CachedDataItemEnumerator クラス

CachedDataItemCollection を反復処理します。

継承階層

System.Object
  Microsoft.VisualStudio.Tools.Applications.CachedDataItemEnumerator

名前空間:  Microsoft.VisualStudio.Tools.Applications
アセンブリ:  Microsoft.VisualStudio.Tools.Applications.ServerDocument (Microsoft.VisualStudio.Tools.Applications.ServerDocument.dll 内)

構文

'宣言
<PermissionSetAttribute(SecurityAction.Demand, Name := "FullTrust")> _
Public NotInheritable Class CachedDataItemEnumerator _
    Implements IEnumerator(Of CachedDataItem), IDisposable,  _
    IEnumerator
[PermissionSetAttribute(SecurityAction.Demand, Name = "FullTrust")]
public sealed class CachedDataItemEnumerator : IEnumerator<CachedDataItem>, 
    IDisposable, IEnumerator

CachedDataItemEnumerator 型で公開されるメンバーは以下のとおりです。

プロパティ

  名前 説明
パブリック プロパティ Current 列挙子の現在位置にある CachedDataItem を取得します。

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メソッド

  名前 説明
パブリック メソッド Equals 指定のオブジェクトが現在のオブジェクトと等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
パブリック メソッド GetHashCode 既定のハッシュ関数として機能します。 (Object から継承されます。)
パブリック メソッド GetType 現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。)
パブリック メソッド MoveNext 列挙子を CachedDataItemCollection 内の次の CachedDataItem に進めます。
パブリック メソッド Reset 列挙子を初期の位置、つまりコレクションの最初の CachedDataItem の前に設定します。
パブリック メソッド ToString 現在のオブジェクトを表す文字列を返します。 (Object から継承されます。)

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明示的インターフェイスの実装

  名前 説明
明示的なインターフェイス実装プライベート プロパティ IEnumerator.Current このメンバーの説明については、Current のトピックを参照してください。
明示的なインターフェイス実装プライベート メソッド IDisposable.Dispose CachedDataItemEnumerator によって使用されているすべてのリソースを解放します。

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解説

Visual Basic と C# には、それぞれ、複雑な列挙子を隠ぺいするステートメントがあります (C# の場合は foreach、Visual Basic の場合は For Each)。 列挙子を直接操作するのではなく、使用している言語の適切なステートメントを使用してください。

列挙子を使用すると、コレクション内のデータを読み取ることができますが、基になるコレクションを変更することはできません。

初期状態では、列挙子は、コレクションの最初の要素の前に位置付けられます。 また、Reset メソッドは、列挙子を最初の位置に戻します。 列挙子がこの位置にあるとき、Current プロパティを設定すると例外がスローされます。 したがって、Current の値を読み取る前に、MoveNext メソッドを呼び出して、コレクションの最初の要素に列挙子を進める必要があります。

Current は、MoveNext または Reset が呼び出されるまでは同じオブジェクトを返します。 MoveNext は、Current を次の要素に設定します。

MoveNext がコレクションの末尾を過ぎると、列挙子はコレクションの最後の要素の後ろに配置され、MoveNext は false を返します。 列挙子がこの位置にある場合、以降、MoveNext を呼び出しても false が返されます。 MoveNext への最後の呼び出しで false が返された場合に、Current を呼び出すと例外がスローされます。 Current をコレクションの最初の要素に再び設定するには、Reset を呼び出してから、MoveNext を呼び出します。

コレクションが変更されない限り、列挙子は有効なままです。 要素の追加、変更、削除などの変更がコレクションに対して実行されると、列挙子は回復不可能な無効状態になり、次に MoveNext または Reset を呼び出すと InvalidOperationException がスローされます。 MoveNextCurrent の間でコレクションを変更すると、列挙子が無効になっている場合でも、Current が設定先の要素を返します。

列挙子はコレクションへの排他アクセス権を持たないため、コレクションの列挙処理は、本質的にはスレッド セーフな処理ではありません。 コレクションが同期されている場合でも、他のスレッドがそのコレクションを変更する可能性はあり、そのような状況が発生すると列挙子は例外をスローします。 列挙処理を確実にスレッド セーフに行うには、列挙中にコレクションをロックするか、他のスレッドによって行われた変更によってスローされる例外をキャッチします。

スレッド セーフ

この型のすべてのパブリック static (Visual Basic では Shared) メンバーは、スレッド セーフです。インスタンス メンバーの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

参照

関連項目

Microsoft.VisualStudio.Tools.Applications 名前空間