方法: Office ソリューションを実行するための必須コンポーネントをエンド ユーザーのコンピューターにインストールする
セットアップ プログラムを作成すると、セットアップの一部としてインストールされる必須コンポーネントを選択できます。 これらのコンポーネントは、セットアップ ファイルにはバンドルされません。 代わりに、セットアップ プログラムが必須コンポーネントの検索、ダウンロード、およびインストールを行う場所として、次の 3 つの場所の中からいずれかを指定できます。
ベンダーの Web サイト
カスタマイズと同じインストール場所
指定のダウンロード サーバー
対象: このトピックの情報は、Microsoft Office 2013 Preview および Microsoft Office 2010 のドキュメント レベルのプロジェクトおよびアプリケーション レベルのプロジェクトに適用されます。詳細については、「Office アプリケーションおよびプロジェクト タイプ別の使用可能な機能」を参照してください。
必須コンポーネントとダウンロード方法を選択するには
ソリューション エクスプローラーで、メイン プロジェクト ノードを選択します。
[プロジェクト] メニューの [ProjectName のプロパティ] をクリックします。
[発行] タブをクリックします。
[必須コンポーネント] をクリックして [必須コンポーネント] ダイアログ ボックスを開きます。
[必須コンポーネントをインストールするセットアップ プログラムを作成する] チェック ボックスがオンになっていることを確認します。
[必須コンポーネント] の一覧で、以下で特に断りがない限り、次の必須コンポーネントが選択されていることを確認します。
Windows インストーラー 3.1。
[.NET Framework 4 Client Profile] か [.NET Framework 4]。 プロジェクトの対象とするフレームワークのバージョンを選択します。 詳細については、「Office ソリューションのデザインと作成」を参照してください。
Visual Studio 2010 Tools for Office Runtime。
[Microsoft Office 2010プライマリ相互運用機能アセンブリ]。 相互運用機能型を埋め込まない場合はこのチェック ボックスをオフにする必要があります。 詳細については、「Office ソリューションのデザインと作成」を参照してください。
注意
開発用コンピューターに Office 2010 PIA のブートストラップ パッケージをインストールしている場合にのみ、[必須コンポーネント] の一覧で [Microsoft Office 2010 Primary Interop Assemblies] (Microsoft Office 2010 プライマリ相互運用機能アセンブリ) オプションを使用できます。ブートストラップ パッケージのインストールについては、「Microsoft Office 2010 Primary Interop Assemblies Bootstrapper Package (Microsoft Office 2010 プライマリ相互運用機能アセンブリのブートストラップ パッケージ)」を参照してください。
インストールする他の必須コンポーネントを選択します。
[必須コンポーネントのインストール場所を指定してください] で次のいずれかのオプションを選択します。
これらの必須コンポーネントのベンダーからダウンロードする場合は、[必須コンポーネントをコンポーネントの開発元の Web サイトからダウンロードする] をクリックします。
必須コンポーネントをインストーラーと同じ場所に配置する場合は、[アプリケーションと同じ場所から必須コンポーネントをダウンロードする] をクリックします。
Web ページまたはネットワーク共有上に、セットアップ プログラムとは別に必須コンポーネントを用意して、エンド ユーザーが利用できるようにする場合は、[次の場所から必須コンポーネントをダウンロードする] をクリックします。
[OK] をクリックします。
注意
指定したコンポーネントのインストーラーが指定した場所に存在することを確認する必要があります。
参照
処理手順
方法 : ClickOnce アプリケーションと共に必須コンポーネントをインストールする
概念
Office ソリューションを配置するための必須コンポーネント